2013年2月16日土曜日

「リック・ウェイクマン自伝 第二章」完成!

リック・ウェイクマン処女作「SAY YES! autobiography」の
“勝手に翻訳”は順調に進んでいて
今日第二章の「希望のバンド」第一稿が完了した

バンド生活から音楽業界に入るという経歴から
自由奔放で個性的な経歴が想像されるけど
そういう個人的な性質/性格だけでなく
やっぱり1950年代〜1970年代の
自由奔放に生きられる時代の雰囲気というのを
ひしひしと感じるのである

バンドを作ってライヴやってっていうのは
わたしも経験したし
教員の時にも軽音部顧問を結構やっていたから
かなり馴染みのある世界である

倉庫にあるボロボロの楽器を引っ張り出して
下手なりにとにかく音楽やりたいっていう気持ちは
凄くよく分かる
わたしなんぞは教員になってからも
生徒が帰った後の部室で
ドラムをガンガン叩いていたクチであるからして

もっともRick Wakemanの場合は
機材こそ最初はオモチャみたいなものから始まるけど
そこはやっぱり技量と才能がある人だから
すぐに本格的なバンド活動に突入していくのだ

でも彼の良いところは
下手なバンド仲間の話をしていても
決してけなすこともなく
逆に深い愛情を感じさせる文章になっているところ
決してエリート意識みたいなものはないのだ

やっぱり文章が面白いと訳も進むなぁ
難しい表現とかひねった言い回しとか使わなくても
彼が体験した一つ一つの事が面白いのである
もちろんユーモアに富んだ語り口も魅力だ

さあまだまだ頑張るよ〜