2013年11月18日月曜日

第二画集「責了」原稿渡し完了

最後の最後でミニチュア風な効果付けに目覚め
78作品全てのチルトシフト版を作ってみたりして
いっそのこと“全取っ替え”しちゃおうかと
この期に及んでちょっと血迷ったりしたのだが
やっぱり最初のノーマル・バージョンでいくことで
今日「責了」原稿を出して来た
やっとワタシの手から離れたのである

チルトシフト版は確かに面白いんだけど

構図や色合いで合う合わないがあるのだ
全ての図版に気持ち良くミニチュア感が付くわけではない

それにまだまだちょっと試しただけのワザである

より効果的な使い方ができるはずなのだ
それにはもっと試行錯誤が必要である
焦って勢いで今「本」にするのは危険である

ちなみに「責了」とは

いくつか修正をお願いすることを前提に
これでOKということを認めること
修正無しで完璧だと言う場合は
「校了」と言うのだそうだ

いただいた校正原稿では

「まえがき」や「奥付」にちょっと訂正箇所が生じた
間違えの訂正ではなくて
図版の差し替えも一点お願いした
でもどの箇所も訂正版のデータをPDFでいただいたので
全体としてはもう問題無しの「責了」なのだ

一人で「フォトブック」サービスを利用して

こうした画集を作ることも可能だし
その方が安く上がるのかもしれないけど
こうして色々やり取りをしながら
他人と一緒に一冊の本を作り上げていくっていうのは
ワタシ自身の真剣さが増すし
別の視点から意見や感想がもらえるので
予想以上のモノが出来上がる気がする
やっぱり良いなぁこういう感じ

今週中に色稿ができるとのこと

いよいよ“ほぼ完成品”を目にすることができる
納品は12月3日の予定だそうである