2019年6月13日木曜日

「ワンダー・ブック」第二稿完成、もう一息!

脚注とルビを地道につけ終わり、
「あとがき」も苦労して書き上げ、
変換トラブルも粘り強く乗り越え、
やっと第二稿が完成した。

そこで「でんでんコンバーター」でepubにし、
それをGoogleドライヴ経由でASUSのタブレットに移し、
紀伊国屋の電子ブックリーダー「Kinoppy」で表示させて、
画面の表示チェックをしながら、
もう一度校正作業を始めた。

この段階になると、
文字校正に加えて、自然な日本語への訳し直しも多くなる。
論理的な展開がピンと来なかったところで、
ああ、そういうことを言いたかったのか、と分かることも、
それらしいぴったりな表現が浮かぶことも、
結構多いのだ。

例えば、物語の語り手のユースタス・ブライトが、
子どもたちからお話をしてとせがまれて言う一言。
内心うれしいんだけど、それを隠して、
仕方ないなぁ、という態度を示している場面での言葉だ。

This is the consequence of having earned a reputation!


「これが評判を得てしまった結果か!」


としていたのだが、何となくしっくりこなかった。


「評判を得てしまったばかりに、こんなことになるとはね!」


と直してみた。うん、こっちの方がしっくりくる。

  
ここまでの作業は、いわば基本。
ここからが、腕の見せ所かも。
がんばるぞ!
  
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