2020年4月19日日曜日

一番のショックは「日本ダメじゃん」な感じじゃないのか?

日本人というのはそもそも
他者からの評価を
ものすごく気にする国民だと思う。
人が何と言おうと、これで良い
という自信が持てなくて、
他者、特に欧米人からのお墨付きがないと
安心できない精神構造なのだ。
  
だから、日本のことで
外国人が感心したとか、
外国人が喜んだとか、
外国人に感謝されたとか、
外国人に尊敬されたとか、
そんな、自国ヨイショな番組が
次々と作られたりしてきた。

そんな日本が今回の新コロナ禍において、

政治的施策がダメダメ続きで、
海外メディカラも
尊敬や感心を示されるどころか、
批判や嘲笑されるということが、
おそらく多くの日本人には耐えられない。
実際、反論の余地なしなわけだし。

加えて、アジアの中でも

韓国や台湾が
より多くの称賛を浴びていることに
さらに大きなショックを受けている。
世界でスゴイ国でもなければ、
アジアでスゴイ国でもなかったのか、と。
  
日本人スゴイ、日本人エライと
騒いでいたのはすべて
自意識過剰な虚構だったんじゃないか、
ということを、
思い知らされているのが、今なのだ。
まあ、相当虚構だとは思っていたけれど、
これほどの虚構だとは思っていなかった、
という感じだろうと思う。

この精神的ショックは

けっこう深いものがあると思う。