2021年7月31日土曜日

「竜とそばかすの姫」を見てきたのだ!


圧倒的な歌と映像。それに尽きる。
それだけでも、ずっと浸っていたくなる映画。
中村佳穂の歌手&声優がとにかく素晴らしいので、
特にその歌に浸れるかどうかで
作品への評価は大分変わると思う。

ワタシ的には、
このゴージャスな映像に負けないどころか、
それでも足りないくらいの歌の魅力に
大きな衝撃を受けてしまった。

そしてディズニー映画で有名な
ジン・キムが生み出したベル(Belle)の魅力。
クマドリをしたような派手なメイクなのに、
魅入られてしまう。
が、かなりジャパニーズ・アニメに寄せて入るが、
確かに目つきがディズニーっぽいかも。

全体の印象としては、
とにかく歌と映像が突出している上に、
場面場面で喚起される感情の振り幅が激しくて、
脳がとろける感じ。

映像も、仮想世界《U》だけでなく、
高知の自然の風景も
空気感まで感じられて、とても素晴らしい。
かと思うと、
主人公の吐瀉物まで描くえげつなさもある。

一つの力強いストーリーで突っ走るのではなく
さまざまな要素が詰め込まれている展開とか、
舞台で演劇でも見るように
真横から引きで描く独特のアングルとか、
ところどころにぶち込まれるギャグのテンポ感とか、
細田守作品らしさも健在。

そしてストーリー的に見ると、
ベルが竜に惹かれる理由の希薄さとか
すずを取り巻くサブキャラの不完全燃焼感とか
終盤の展開の唐突さとか
いろいろ釈然としない点はあるけれど、
それを凌駕するような、
〝何だかよくわからないが
 凄いものを見てしまった〟
と思わせてくれる強引な力が、
確かにこの映画にはあったのだ。

そして、いろいろあっても、
最後は現実世界が登場しても、
それでも仮想現実世界を否定しない
という姿勢が、新しい。



2回目のワクチン接種完了!

1回目からちょうど3週間後の昨日、
2回目のファイザー製ワクチン接種が完了した。

お医者さんの注射が上手なのか、
接種時の痛みは、1回目同様にほとんどない。
接種後についても、特に発熱や頭痛など
顕著な副反応はないみたいだ。

まあ、基本的に日々不調な人だから、
今のダルさや頭の重さは
本当は副反応なのかもしれないけど。

接種箇所の痛みは、今回も出てきた。
でも、夜薬を飲まないと眠れないほどではなく、
今日も今の所は薬なしで乗り切れそうな感じだ。

取り敢えずワクチン接種が終了して一安心だが、
生活圏である東京の神奈川の
爆発的な陽性者数の増加を見ると、
せっかくの安心感も、
大分目減りしてしまった感じだなぁ。


2021年7月26日月曜日

体調下降気味は、気圧下降とともに…

基本的に体調は低空飛行だが、
ここのところ少し安定していたのだ。
夏は好きな季節だからかもしれない。

ところが昨夜から変なのだ。
顔が火照るような、耳の奥が痛いような、
からだがだるいような感じに加えて、
今朝は鼻炎も出始めてしまった。

と、気づいたのが、
今台風が接近しているんじゃなかったか、
ということだった。
ならば気圧が変化しているはずだ。

そこで「頭痛〜る」でチェックしてみたところ、
ああ、予想通りであった…。
昨夜から明け方が山だったか…。
そして午後からもう一山やってくる…。


左のリンパが腫れているような気もするが、
とにかく台風が去るのを待ってみよう。

今週末には2回目のワクチン接種が控えているから、
低空飛行ながらも、
少しでも体調を整えておきたいしね。


2021年7月23日金曜日

実家詣でとお墓参りに行ってきたのだ

久しぶりの実家詣でで、
ついでにサーキュレーターを持っていって、
壊れて冷房がきかないエアコンに代わりに
サーキュレーターに活躍してもらうことにしたのだ。

使えるエアコンは2階、
壊れたエアコンがある居室は1階だから、
冷たい空気が下に下がる性質を利用して、
2階から1階に、冷気を大量に送り込もうという
次善の策である。
夏場は24時間フル稼働の予定だ。



1階のエアコンを買い換える計画は、
どうにも部屋を片付けられない弟の強情さに
ついに心折れたのであった。
コロナ自粛期間の間に、
さらにゴミ屋敷化が進んでしまったし。

でも、これで1階の冷房化が
少しは進んだかもしれないなぁ。

その後、久しぶりにお墓参りへ。
行きはタクシーを使い、霊園まで行って、
帰りは少し炎天下を歩いて
ムーミンバレーパークの
シャトルバスで駅まで戻ってきた。



昨年末に亡くなられた、叔父様の墓石が
隣に建っていたのにはびっくり。
建ったばかりみたいだから、
近々何かアナウンスがあるのかしら。

ちなみにウチの時は
「納骨の義」として親戚に集まってもらった。
直会(なおらい)も行い、お返しも用意した。

そんなことを思い出しながら、
帰りは宮沢湖を横目にしながら
メッツァビレッジを抜けて、
シャトルバスのバス停へ。



カラフルなビニール傘の出迎えが美しかった。
やっぱり、地味だけどメッツァビレッジは良いねぇ。

でも帰ったら暑気に当たったのか、
ダウンしてしまったのだった。
でも行けて良かった。


厚みが変えられるビジネスリュックをゲット!

7月初旬のことで
大分経ってしまったのだが、
デイパックを新調したのだ。

以前のXiaomi(シャオミ)バッグも
A4の角が折れない四角い形状が
とても気に入っていたのだが、
ジッパーが壊れてきた。

そこで新たに買おうと思っていたところで
な〜こが見つけてくれたのだ
このビジネスリュック(デイパック)である。



最大の特徴は、
マチ幅を7cmから15cmに変えられるところ。
荷物が少ない時は超薄型デイパックになり、
多くなったら、ジッパーを一周させると、
マチが倍以上に広がるのだ。

3週間ほど使ってみて、実に快適。
四角い形状のおかげでA4の角も折れないし、
ポケットはたくさんあるし、
薄型だと取り扱いも楽だし。

もちろんワンタッチでマチを広げられるが、
その機会はそれほど多くなく、
いざという時の安心に良いのである。

良い買い物をしたなぁ。

2021年7月20日火曜日

〝fashion〟サンダルを買ったのだ!

サンダルがもう一つあると良いなぁと思い、
ネットで探して買ったのだ。

足のサイズに合っているもので、
少し走っても脱げにくいものが理想で、
今まで使っていたものとは
ちょっと雰囲気の違うものがほしいと思い、
見つけたのがこちらだ。


ところが…
届いたものをよく見てみたら、
足をのせるところと、甲の上を覆う部分に
「fashion」という文字が…
「fashion」って書かれているのって、
ちょっとダサくない?

一瞬落ち込んだものの、
買っちゃったんだから仕方がない。
気にしないで使うことにするのだ。

隙間が多いから涼しいし、
材質が柔らかいので足にフィットする。
かかと部分にストッパーがついているから
走っても脱げない。
靴擦れしないように慣れれば、
これはこれで良いサンダルですよ。

2021年7月18日日曜日

Kindle Paperwhiteを買い替えたのだ!

Kindle Paperwhiteを
2018年モデルに買い替えたのだ。
とは言っても
前の2014年購入モデルも現役だから、
2台持ちということである。
うまく使い分けたいものだ。

購入したのは、「広告付き」のモデルで
13,980円なり。
色はトワイライトブルーだが、
色がついているのは裏側のみで、
表のベゼル部分は黒なので、
色の違いが読書体験的に影響することはない。
でも落ち着いたトワイライトブルーの色は
なかなか良い感じで、所有欲を満たしてくれる。



新しいモデルとは言っても
300ppi (pixel per inch)は変わらないので、
格段に見やすくなったというわけではないのだが、
経年劣化かどうか分からないが、
旧版に比べて地の部分の白さが際立っていて、
コントラストがクリアになり、
個人的には格段に文字が読みやすくなった。
こういうところは、
数字的なスペックには出ないところだな。



全体が少し小ぶりになり、軽くなった。
ページめくりの反応も良くなったし、
ペゼルがフラットになって防水仕様化したことは
まあ今の所ワタシ的には関係ない。

この「読書にしか使えない端末」を使うことで、
身体にとても悪いと言われている
寝る前のスマホいじりをなくすことが
今回の買い替えの大きな目的である。
快適な睡眠と体調の向上のために、
敢えてKindle Paperwhiteに投資した感じである。
寝る前の時間が楽しみになりそうだ。

ちなみに「広告」は
スタンバイ時に全面と
トップ画面で画面下のバナーとして表示される。
スタンバイ時はスワイプする動作が一つ多くなるが、
本を開くと広告の表示で邪魔されることはないので、
個人的には「広告付き」でも問題ないかな。

2021年7月14日水曜日

Low-Gウクレレの弦を張り替えたのだ

しばらく張り替えていなかったLow-Gウクレレの弦を
今日新しい弦に張り替えたのだ。
ナイロン弦だと見た目の劣化はあまり分からないのだが、
巻き弦のLow-Gは劣化がよく分かる。


ローコード部分の4弦の劣化具合


サドル部分の4弦劣化具合

Enyaのウクレレは、
弦を穴からボディ内部へ通して、
そこで金具に結びつけて留めるタイプなので
少し手間がかかるのだが、
さすがにもう慣れたものなのである。
あとは、弦の伸び具合に合わせた微調整で済むかな。

見た目の新しさだけでなく、
音もクリアになったような気がするぞ。
弦交換しただけであっても、
生まれ変わったみたいでうれしい!


ワクチン接種1回目に行ってきたのだ

今週初めに
新コロナのワクチン接種一回目に
行ってきたのだ。
場所は駅二つ隣の町医者で、
今年の4月に出来たてホヤホヤだったらしく、
まだまだ知名度が低かったせいか
比較的スムーズに予約も取れたのだった。

予約時間に集まっていたのは5人ほどかな。
30分刻みで予約を入れているみたいなので、
小さい病院ではあったが、
待合室はそれほど密にもならなかった。

接種待ちの人と、接種後15分の経過観察の人が
同じ待合室で過ごすことになるのだが、
少なくとも場所はきちんと分けていたから、
安心していられたかな。

何より新しくてきれいな病院だったから、
その居心地の良さだけでも
安心感につながるのである。
看護師さんたちも親切丁寧だったし。

そして肝心の注射の方はと言うと、
「少しチクッとしますよ〜」
と言われて、グッと覚悟したにもかかわらず、
痛みは全然というほど感じなかったのだ。

ここ最近でいうと、
歯の治療で歯茎に麻酔を打ったり、
血液検査で前腕に針を刺ことは何回かあったが、
上腕に注射というのは久しぶりだったから
結構緊張していたのだが、
針が刺さった感じすら、ほとんどないくらいだった。

副反応についても、
接種箇所に少し痛みが出たくらいで、
頭痛、発熱、倦怠感は出なかったと思う。
頭痛、倦怠感は日常的によくあることなので、
よく分からないんだけどね。

さあ、あと1回で接種完了である。
1回の接種だけでも効果があるらしいが、
その効果が出るのはまだまだ先みたいなので、
とにかく2回目を受けるまでは安心できない。

今回打ったのはファイザー社製ワクチンなので
次は3週間後だ。
2回目の方が副反応が出やすいらしいから、
気をつけないとだな。

そろそろ梅雨も明けそうである。
去年の夏の記憶はほとんどないが、
今年はどんな夏になるのだろうなぁ。


2021年7月5日月曜日

「ゴジラvsコング」を観てきたのだ!


5月の予定だったのが
7月まで延期してようやく公開となった
「ゴジラvsコング」を観てきたのだ。

2Dで見るつもりが、間違って3Dで観たのだが、
3Dメガネを掛けての鑑賞に
以前の印象より違和感がなくなっていたので、
結果的に良かったかも知れない。

そして肝心の中身であるが、
コング側のドラマとゴジラ側のドラマを
同時並行で描きながら、
思いっ切り怪獣バトルをメインに据えた展開が、
見事なほどの割り切り方で、
ある意味、爽快であった。

あちこりにツッコミどころは多いし、
人物描写に深みはないし、
(少女ジアはすごくよかったが…)
ストーリーもご都合主義の極みだが、
美しいCGとスピード感あふれる展開で、
とにかく怪獣同士のバトルを
しっかり見せてくれたのだ。

そしてその怪獣バトルなのだが、
実は怪獣の肉弾戦バトルはなかなか難しい。
プロレスになっても
カンフーになっても
相撲になっても変なので、
どうしてもうまく絡むことができず、
あの名作平成ガメラシリーズでさえ、
肉弾戦バトルはどつき合いで、
むしろバトルの結果として
建物などが大迫力で倒壊するための
見せ場になっている感がある。

そこで怪獣同士のバトルは、ある意味
光線の打ち合いに〝逃げる〟ことが
どうしても多くなってしまいがちなのだ。

一つのかたちは「ゴジラの逆襲」で見せた、
相手の首を狙った噛みつき合いだが、
これはかなり凄惨な戦いになるので
ゴジラとコングの間では無理だろう。

かと言ってコングは飛び道具を持っていないので、
飛び道具の打ち合いには逃げることもできない中で、
かなりがんばって肉弾戦を描いていたと思う。

ただし、あまりに両者、
特にゴジラがよく動き回るので、
巨大生物同士のバトルが持つはずの
神秘性とか重量感とか神々しさみたいなものは
薄れていたけれど。

そのバトルで印象に残っているのは
ゴジラが街中を四足で突進する場面と、
ウルトラマン・シリーズの最終回によくある、
ビームとビームがぶつかり合って
力比べみたいになったあと、
一方がもう一方を押し切るという場面。

前者は、そのとかげのような動きにびっくり。
後者は、日本特撮映画への愛を
強く感じたのであった。

深いテーマなどというものはないが、
エンターテインメントとしては
大いに楽しめる映画である。

ちなみに
モンスターバースと合体するんじゃないか
とも言われている
パシフィック・リムっぽさもありました。
そう言えば、香港は
パシフィック・リムでも大格闘の場となって
思いっ切り破壊されていだっけね。

2021年7月4日日曜日

「漁港の肉子ちゃん」を観てきたのだ

「漁港の肉子ちゃん」を見てきた。
肉子ちゃんと娘のキクコの絵柄が違いすぎるとか
肉子ちゃんの言動が〝濃過ぎる〟とかあって、
最初はちょっと入り込めなかったというか、
どう楽しめばよいのか迷ってしまったが、
次第に、
肉子ちゃん母娘を中心に、
漁港の町に生きる人々の
さりげない日常が描かれ始めると、
この漁港という世界を楽しめばよいのだと
いうことが分かったのだった。

すると丁寧に描かれた背景が美しいとか、
人物それぞれの個性がよく描かれているとか、
小5のキクコの淡々とした生き方がよいとか、
結局最後は、楽しく見ることができたのだ。

ただし、
肉子ちゃん本人があまり魅力的ではなかったのは、
さすがに言動がデフォルメし過ぎたからかな。
肉子ちゃんが出てこない場面の方が、
落ち着いて観ていられたしね。

でもキクコが主人公だと思えば、
それでも良いのだろう。

映画を見終わって、
渋谷マークシティの中の
Megan – bar & patisserie
(ミーガン バーアンドパティスリー)
でケーキをゲットして帰った。
美味しかったね!

楽しい一日でした。



2021年7月3日土曜日

知らない人なのになぜか懐かしい夢

駅の改札を抜けようとして、
定期かPASMOが入ったパスケースごと
切符の挿入口に入れてしまい、
驚くやら困るやらで、
駅員さんに言いに行くと
遺失物係に案内される。

それは大学の事務室のような場所で
担当者は三十数年前に同僚だった人で、
懐かしがっていると、
遺失物はどこそこにあるからと、
その場所までの道を教えてくれる。

曲がりくねった狭くて寂しい路地裏を歩く。
誰にも会わない。
両側には昭和な木造の建物と
ヨーロッパの古い石造りの建物が
混ざり合って隙間なく建っている。

これは迷路だろうか、と思い
少し戻ってみると、そこは行き止まりだった。
今来た道が消えている。
え? じゃあ、これはゲームの中? 仮想現実?
そんなことを思いながら、先に進むと、
人通りの少ない広い通りへ出る。

すると、全然知らないのにとても懐かしい人と出会う。
現実には会ったことがない男の人なのだが、
とても懐かしくて仕方ないのだ。

ああ、そう言えば、と思う。
自分が実際に教師として赴任していた高校が
ふと思い出されるのだが、
ワタシはそこの生徒だったらしい。
その知らない知人は
その時の同級生かな。
とにかく、その頃の友だちなのだ。

ああ、そうだ、家から電車でいくつか行った駅に
その人は家族と一緒に住んでいて
よく遊びに行ったなぁ、と思う。

すると道の向こうの方から、
その人のお母さんらしい人がやって来る。
ああ、あのお母さんにもずいぶん世話になったなぁ。
小学校の時に友だちの家に遊びに行った時の記憶が
よみがえったみたいな、
とても懐かしい気持ちになる。

すると向こうもこちらに気づいて、
涙を流して懐かしがってくれる。
ワタシも涙をぼたぼたと流して
また会えたことを喜ぶのだ。

そんな夢。