2010年8月7日土曜日

熱海の花火見物の旅2010

胃痛からなんとか脱却した
早目の胃薬&痛み止め
経験と勘によるビール(アルコール)
そして無理しないで睡眠を取ったことが
良かったように思う

もちろんビールは良くなんかないのだが
緊急の対処療法としては有効な場合があるみたいだ
医者に話せることではないけども

さて恒例の熱海花火見物旅行スナップ集である
“花火旅行スナップ”といいながら
肝心の花火が映っていないのはご愛嬌である
だって花火の写真撮るのって難しいんだもん 
初日昼過ぎに熱海の駅に到着
でも今年のホテルはビーチから離れた
今まで歩いたことの無い場所
そこでそのホテルのホームページの
アバウトな地図を片手に歩いていたら
見事に間違えて
迷う直前で引き返した時に目にした
“風情ある”建物

熱海のような歴史のある温泉地って
温泉宿だけじゃなくて
こうして何となく不思議な
古ぼけた味のある建物が多い
それがまた起伏の多い街並の中で
突然視界に入ってくるのが面白い

一方で新しいホテルや
リゾートマンションが建ちながら
そのすき間に取り残されるように
怪しい建物や廃墟や
潮風に錆び付いた建物が
ところどころに残っているのだ
南国風な緑の茂り具合に
真夏の強い陽射し
そして不思議な統一感のある
古ぼけた建物
熱海ならではかもしれない

初日はちょっと迷いながら
ビーチから離れる方向に歩いたから
今まで通ったことの無い道が
新鮮だった
こうやって知らない道を
地図と勘で散策するのも
にゃ〜こと旅している楽しさである
二人とも迷うことを楽しんでいる
このドラム缶もいい味出してるなぁ
ちなみにここは廃墟ではない
とにかく坂が多いから
変化に富んでいる

そしてこれが
今回宿泊するホテルの入り口
なんとなくですね
それとなくですね
いわゆるブティック・ホテル風な
つまりラブ・ホテル風な
雰囲気がただよっている
「3時間○○円」とかいった
プレートが掛かっていそうである
  
でも館内は
なかなかきれいで
こじんまりとまとまっていて
特にフロントの目の前にある
広々したデッキからの眺めは
視界も広く最高であった
また天気が両日とも良かったので
海が色々な表情を見せてくれたのだ
水着で入るプール風露天風呂もあって
入っている人がいなかったので
二人で貸し切り状態で楽しんだ

そして肝心の花火である
まず当日の浜辺の様子
ものすごい人出でイモ洗い状態
ここで泳ぐ予定でいたら
きっと相当にウンザリだけど
その気がないから
真夏の海辺の雰囲気を
盛り上げてくれて
これはこれで良い景色であった
   
しかし遠景の山を見ても
宿泊しているホテルから
眼下の海を見ても思ったのだが
熱海って崖の温泉地なんだなぁ
ビーチ付近を中心に
整備したんだろうけど
熱海駅までも急な坂を上るし
もともとは
人が足を踏み入れることの難しい
崖っぷちの地だったんだろう

街自体はそれほど大いくないのに
夜景がキレイなのも
その人工的に切り開いた
一部の海岸付近に
建物が密集しているから
なんじゃないだろうか
「熱海城」の向こう側は
かつては自殺の名所だったと
昨年聞かされたけれど
実は熱海全体が
崖っぷちから海を臨める
“飛び込みやすい”場所だったのかも

外で花火鑑賞の予定だったので
ホテルの夕食が終わったら
浜辺まで
歩いて出るつもりだったのだが
昼間の昼食&散歩で
とあるビルの屋上駐車スペースが
優良で花火見物用に
場所の一角を提供しているのを発見
これがまさに絶好の見物ポイント
  
こういうラッキーなことがまた
旅を面白くするのである
もちろん花火の光と音も
ゆったりした気分で
十分満喫いたしました

今年も楽しい旅であった
適度な事前情報と
行き当たりばったりな
当日の柔軟な予定で行く
にゃ〜ことの旅は
いつも楽しいのだ