2019年5月23日木曜日

なぜか学校の悪夢

図書館のような、むしろ地下の迷宮のような
狭くて暗い場所にいて、
人目を避けるようにウロウロしている。
そこは勤務している学校なのだ。
実際の職場とは全然違うけど。
  
もう限界だ、
この学校から逃げ出さねばならない。
できるだけ人に会わずに出たい。
  
そうは言っても、ほかの教員も入ってくるので、
簡単な挨拶や、当たり障りのない会話をして、
その場を凌ぐ。
  
ここでも授業をやっているらしい。
それとも授業の準備かな。
ということは、ここは実習室か?
それとも教材を置くような倉庫か?
  
今はわたしの授業時間なのだが、
それを知って、不審がる人はいない。
ありがたい。
  
すると、
わたしが授業に行けないことを
知っている女の人がやってくる。
見覚えはないが、
わたしもその人を知っている
   
そして、残念そうに、
  
「英語、楽しい授業だったわよ。
 出ればよかったのに」
  
と言う。
  
授業に行けないでここにいるワタシを見て、
驚くでもなく、責めるでもなく、
理由を聞こうとするでもない。
むしろ、
ワタシが授業に行けない生徒みたいに、
ごく普通に接しようとする感じだ。
  
授業を行ったのは、
代替の教員だろうか?
ALTが一人でやったのかな?
それとも自習課題が出たのかな?
  
いずれにしても、
  
「ああ、申し訳ないことだ…」
  
と思いながら、同時に、

 「そりゃ楽しいさ、
 ワタシが作り上げた授業だもの」
  
とも、ちらっと思う。
ワタシがここにいるのだから
ワタシが作った授業はできていないのに…
  
それでもワタシは
しばらく機をうかがいながらそこにいて、
やがて、そこから外に出る。
外は真っ暗な夜だった。
ワタシは安心する。
  
そんな、
自己嫌悪と自尊心が
ぐちゃぐちゃに入り混じった夢。
  
昨日いろいろと仕事を張り切り過ぎたのか、
夜中に頭痛や首痛で目が覚めたりしたからなぁ。
質の悪い眠りだったのは確かだが、
でも、いまだに学校へ舞い戻るか…