2019年8月21日水曜日

2019夏、三島・熱海・沼津の旅

今回の目的の一つは、
「三島スカイウォーク」に行くこと。
全長400mという、日本一の大吊橋を渡るのだ。
実際にこの大吊橋を目の当たりにしてみると、
あたりを一望して山しかないために、
どこか別世界へ連れて行かれるような気分になる。
  
  
一番高いところで、地上70m、
道幅は1.6mという狭い道を、
往路復路の二列で歩く感じ。
  
完全に観光用なので、
仕事で渡っている人はおらず、
みんな、焦らずゆっくり、
雄大な景色の中、橋を渡ることを楽しんでいる。
かすか揺れたりするのも良い感じなのだ。
   
  
残念ながら富士山は雲に隠れて見えなかったが、
この大絶景に加え、
三島スカイウォークのもう一つの〝目玉〟だったのが、
二人とも初挑戦となるジップライン体験である。
  
ここのジップラインは、
〝ロング・ジップ・ライド〟と呼ばれ、
何とこの大吊橋の下をくぐるように作られている
かなり大規模なものなのだ。


順番を待っている間に雨に降られ、
傘やら合羽やらで雨をしのいでいたが、
そんな天気はお構いなしに順番が近づき、
いよいよ初ジップラインだ。
  
滑り出したらものすごい勢いで風を切って進む。
進むというか、落ちていく感じ。
不思議と恐怖はない。
でも周りの景色を楽しむ余裕は、まだない。
  
  
復路は少し短めだが、それでもかなりの距離だ。
少し気持ちに余裕ができて、
周りを見回していたら、体が回転し始めて焦った。
  
ということで、初ジップラインは
超楽しく体験することができたのであった。
ちなみに、当日は混雑していたようで、
待ち時間約1時間、体験(往復2回)で1時間の
計2時間のアトラクションといったところか。
  
  
三島駅に戻り、
今回の旅のもう一つの目的である
「桜屋の鰻」を食べる。
実は、この店は旅の二日目の昼に予定してたのだが、
事前調査に行ってみたところ、
お盆休み後の連休に突入することが判明し、
大いに落胆していたのだ。
  
でも、今夜なら行ける!ということに気づき、
見事、目的を果たすことができたのだった。
もちろん予想を裏切られることもなく、
鰻は実に美味であった。
建物も趣あって、超満足。


食後は場所を熱海に移し、
以前から良く訪れていた花火を浜辺で楽しんだ。
特に目新しいことをしてはいなかったが、
いつもながらの安定安心のクオリティーであった。
  

超ハードな初日は、
2万4千歩を越える歩け歩け大会。
スカイウォークだけじゃなくて、
三島の街もけっこう歩き回ったし。

翌日はのんびり沼津観光、のはずだったけど、
のんびりのつもりでも二人だと歩く歩く。
炎天下でも臆せず歩く。それが楽しい。
  
かつては賑わったであろう大規模な繁華街と、
そのかなりの店がシャッターを閉ざしていながらも、
どこか堂々としている佇まいが、
歴史と風格を感じさせてくれる。
  

百均で売っているようなリメイクシートで、
店の外観をリメイクしている
こういう面白い〝物件〟にも巡り会えるし。
  

沼津駅から千本松原に向かい、
そこから回り込むようにして沼津港を目指す。


そして沼津港大型展望水門「びゅうお」に到着。
  

そして、沼津港の美味しい味を求めて、
「たか嶋」で昼食。
  

さすがに、このあたりまで来ると、
わたしは、前日の疲れもあってヘロヘロ。
それでも、待った甲斐があった美味しさだった。
  
沼津駅に戻ってからも周辺を散策し続け、
ついに力尽きたわたしは、
ドトールでアイスコーヒーをがぶ飲みし、
どうにか無事帰ってこれたのであった。
  
天候には恵まれながらも、富士山には恵まれず、
スカイウォークでもびゅうおでもその姿は拝めなかったし、
「伊豆の国パノラマパーク」で富士山を見るのも諦めたが、
それでも楽しくおいしい、充実の夏旅となった。
  
いつも言うけれど、
な〜こと一緒の旅は楽しいのだ。
疲れても、予定通りに計画が進まなくても、
お互いに不機嫌にならずに、
楽しく会話しながら旅ができるというのは、
本当にすごいことだと思う。
  
ああ、楽しかった。