レッスングループ以外でも、
オリジナルグループや個人で参加できる。
今のレッスングループで初参加した5年前、
その会場の大きさや観客の数に圧倒され、
そんな中でソロ演奏をする人が信じられなかった。
と同時に、
いつか自分もあのステージで、
ソロ演奏ができたら良いなぁと、
夢のようなことを考えていたのだ。
でも、簡単な曲が弾けるようになったからと言って、
あの大舞台に出るわけにはいかない。
それ相応の曲が弾けることが大事だと、
自分なりに思っていたのだ。
そこに降って湧いたのが、
今年の〝YourStageアクシデント〟である。
春からずっと練習してきた
「リベルタンゴ」のアンサンブルが破綻し、
力技で2パートの譜面と、別にあったソロ譜を合体させ、
「リベルタンゴ」のオリジナル・ソロ譜を完成させ、
ついにはYourStageで発表までやり遂げた。
このオリジナル・ソロ譜だが、
YourStageでは、先生のウクレレベースが加わり、
別のかたちのアンサンブルになったが、
その前哨戦であるプレステージやボランティアでは、
完全ソロでこの曲を披露してきたくらいなので、
ソロでもイケる曲になっているのだ。
思いもかけず、
2パートを1人で弾くような複雑な曲が
一応、人様の前で披露できるレベルまで
仕上がったのだ。
ああ、アンサンブルが破綻した時は
奈落の底に突き落とされたような感じだったけれど、
こうして今になってみると、
良くここまで這い上がってきたと言うか、
むしろ、
災い転じて福となしている感じじゃないですか。
われながら偉いぞ(自画自賛劇場!)
ということで、
YourStageの勢いをそのままに、
神奈川県民ホール(小ホール)で行われる
今年の秋の発表会(ホイケ)で
「リベルタンゴ」をソロ演奏することにしたのだ。
Your Stageのサントリーホールよりも、
ステージの規模は大きい。
そして先生からのお誘いもあって、
みなさんの前で、
「リベルタンゴ」を演奏させていただいた。
特に審査があるものではないけれど、
やっぱり先生や仲間のみなさんには
演奏内容的に出演に値すると
納得してもらいたかったので、
こうして演奏できた上に、
ありがたいことに、
良い手応えは感じることができたのは
とても嬉しいことであった。
さあ、あの大舞台でも
もっともっとパワフルに、
〝火を噴くような〟演奏ができることを祈って、
休止していた「リベルタンゴ」 の練習を
再開させるとするかな!