テキストファイルと画像データから
epubファイルを作成してくれる
無料変換サービス「でんでんコンバーター」が
今年8月にサーバーを新しくして性能が向上し、
文字数制限が大幅にアップしたようなのだが、
なんと、
アップロードのファイルの合計サイズに
制限がついてしまうという
事態が生じていることが判明したのだ。
8月中に問題なく変換できていた
「名犬ラッシー」のepubが
9月に改訂版を出そうそして
「でんでんコンバーター」で変換したところ
Error: Request Entity Too Large
Your client issued a request that was too large.
とエラー表示がでて、変換されなくなったのだ。
アップロードしようとしているデータが大き過ぎると
言ってきているのである。
今までにはなかったことだ。
色々試行錯誤してみたところ
問題がある特定のファイルがあるのではなく、
三つぐらい画像ファイルを対象から外すと、
エラーが回避されるようなので、
これは全体のデータ量の問題かも知れないと思い、
画像データの画質を落として
全体のデータ量を30MBにしてみたら、
全ファイルがアップロードできた。
そこで「でんでんコンバーター」に確認してみたところ
以下の回答をいただいた。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
アップロードの合計サイズが32MBを超えると本事象が発生するようです。
クラウドサービスの制約により上限を引き上げることはできないようですので、今回のようにファイルサイズを減らして作成ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
ろす
32MB以下に抑えなければならないということだが、
これまでこうした合計量を気にしたことがなかったので、
これからはちょっと作業が増えるのである。
文面から察するに、
今まで気づいておられなかったようだ。
自由度が増したはずなのに、
別の面で不自由さが出てしまったことは、
予想外のショックだったかもしれない。
図版を多用してサイズが多くなっていた書籍は、
そのままでは改訂版が出せないかもしれないので、
データ合計量に制限がかかってしまったことは残念だ。
でも、こうして
今までずっとお世話になっている
「でんでんコンバーター」に
モニターとして協力できたような感じになったのは、
ちょっとうれしいのである。