2011年8月11日木曜日

夏の旅2011[尾道編]

足にバンドエイドを貼りまくり
サンダルにて尾道の坂に挑戦する日がやってきた
しかも晴天にして酷暑の炎天下である

背後の山頂に見える城は由緒正しくない個人の建物だとか

とにかくお寺さんと坂道の多い場所であり
その変化に富んだ路地裏のような狭い坂道が魅力である

狭い道ではあるがきちんと整備されている

階段も多くて大変だがこの高低差の激しさが魅力だ

気づくと結構高いところまで上がっていたりするのだ

持光寺・光明寺・宝土寺と山沿いに周り
千光寺新道の石段を少し上ってから
天寧寺を経て一旦大通りまで降りる

ここで腹ごしらえタイムである
すでに外に行列ができている「朱華園」に行き
20分ほど並んでチャーシューメンをいただいて
パワーアップである

  「朱華園」のラーメンはさっぱりと“懐かしい”味であった

街のシンボルともなっている千光寺には
歩いても十分登れるのだが
ロープウェー好きなわたしとしては
乗らないわけにはいかない…それも往復

なんでわたしはこうもロープウェー好きなんでしょう?

艮(うしとら)神社の真上を通り
生い茂る木々をかすめるようにロープウェーは進み
あっと言う間に千光寺の上にある千光寺公園に到着

この角度からの写真はロープウェーに乗らないと撮れないのだ

展望台からの景色は抜群
真向かいに向島があり
その奥にも海と島々が霞んで見えるという
とても特殊な地形であり不思議な光景だ

海と山と島のに囲まれた坂の街である
  
晴れ渡っていたために遠くの風景まで堪能できた

 尾道大橋と新尾道大橋
 
ラーメンパワーはどこへやらで
すでに暑さでバテバテだが
公園から千光寺へ歩いて降りる
「驚音楼」という鐘楼の朱色が鮮やかだ

ここで鐘を突いたら港全体に響き渡るだろうなぁっていう場所である

ここでベンチに座ってまったりした後
なんと突然テンションが一気に上がることになる…

三十岩と呼ばれる巨岩が折り重なった場所が
クサリを使って登れるようになっていたのだ!
にわかロッククライマー気分で
なぜか超ハイテンション!

このわっかに足を引っかけながら登るのだ

肩掛けバッグをハスにかけ直して後ろに回し
擦れて血がにじんでいるサンダル履きの足を
岩やリングにかけては
クサリを引いてカラダを持ち上げていく
そうやって岩を一足一足よじ上って行くのだ

実は最初に「いくぞ!」と決断したのはにゃ〜こである
その勢いに押されて気合いを入れたら
超テンションが上がった
アドレナリン出まくり〜みたいな

そして登り終わった岩上からの眺めも
なかなかのものであった

実際に登って手にした風景だからこそ格別なものがあるのだ

こうして千光寺も見学終了し
ロープウェーで下山
最後に寄ったのは
アイスもなかが有名な「からさわ」というお店
このお店に行くために
港まで降りることができたのもよかった

そしてこれがアイスもなか

アイスもなかはウエハスがパリッパリで美味しく
アイスは素朴な味で美味しかった
が…どんどん溶けていくアイスを
垂らすことなく食べるには
曲芸的な技術が必要であった
わたしはほとんど上を向いたまま食べてたし…

ということで予定したコースの半分くらいをはしょって
無事帰りの電車の時簡に間に合う
   
歩け歩けで気分次第な旅はいつものこと
しゃべりまくって笑い合っているのもいつものこと
今回も厳しい暑さの中の強行軍ではあったけど
楽しい二日間であった

酷暑に寝不足に歩け歩けに食べまくりという
カラダにはけっこうキツかったはずの旅だったが
不調にもならなかったのがスゴい
  
無事行って来れて良かったなぁ