2011年12月7日水曜日

「ZED(ゼッド)」を観てきたのだ

一昨日は体調が大分良い感じがしていた
でもそれは思い違いだったようで
昨日の朝起きたら気持ちもカラダも不調状態
火曜日だったので
何はさておきカイロプラクティックに行かねばと思った

そこでちょっと休んで午後から行こうと横になったら
1時間半眠ってしまった…
あぁでもまだ眠いなぁと思っていたら
さらに1時間半眠ってしまったのである
合計3時間…
夜もそれなりにちゃんと眠っていたはずなのに…
そこまで疲労か寝不足が蓄積していたのかって感じだ

そこで夕方カイロプラクティックに行く
その頃には腰や右足の股関節も痛くなっていて
ギリギリで飛び込んだって状態になっていた

でもとにかく施術してもらえた安心感もあってか
体調も少しずつ持ち直し
その後にゃ〜こと一緒に舞浜まで行って
シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED(ゼッド)」を観てきたのである

いや〜凄かった
まず劇場内部がすでに十分魅力的だった
天球を思わせる地球儀が舞台天上にセットされている
その空間を眺めているだけでワクワクしてくるのだ

そしてステージ開始とともに
そこからバンジージャンプのように
人が降ってきたところから度肝を抜かれた

その後は幻想的な衣装とプログレな音楽(生演奏)と
空間を縦横無尽に使ったアクロバティックで
ため息が出るほど美しい演技の連続

でも演劇やライヴコンサートなどと違うのは
上下の空間の使い方がハンパじゃないところだろう
平行な動きを追うことには比較的慣れているが
垂直な動きを追うことには慣れていないから
普段使っていない感覚を刺激されている感じがするのだ

もちろんアクロバティックな演技が続くので
ただでさえハラハラドキドキなのに
垂直線上の動きの落差が激しいので
アクターの命の危険すら本気で感じてしまう
とともに鍛えられた肉体と
修練の賜物であろう完成された動きと
今までにない新しい表現方法を目の当たりにして
もの凄い身体表現に接しているという思いが沸き上がる

圧巻はバンジージャンプレベルの高さを
天上から垂らされた青い布だけを使って
身体に巻き付けながら上り下りしつつ
美しいソロパフォーマンスをした女性であった
もちろん命綱なんて使えないのである

1時間半のステージはあっと言う間であった
ステージのいろいろなところで人が動いているので
一瞬たりとも目が離せない
さらにメインアクトを行なっている周囲で
サポートするようにダンスしている人も
目が惹き付けられちゃうくらいレベルが高いのだ

わたしの体調は決して万全ではなかったけど
テンションは急上昇・興奮度最高調
  

「ZED」は日本オリジナルの
日本だけでしか観られない作品とのこと
そう言えばバトンの妙技で目立っていたアクターは
日本人だったなぁ

ちなみにシルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)とは
「太陽のサーカス」という意味のフランス語だとか
見事な現代のサーカスに魅了された夜であった
 
誘ってくれたにゃ〜こに心から感謝である