ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアと共に
素晴らしいギタリストであるキャメルのアンディ・ラティマー
デイヴ・ギルモアの「On an Island」(2006)に似て
ラティマー(Camel)の「Nod and a Wink」(2002)年は
人生の終焉を静かに迎えようとするような
物悲しくも美しい作品であった
そのラティマーは2007年に骨髄線維症にかかって
骨髄 移植を受け今もなお闘病中と聞く
少しずつ快方に向かっているようだが
薬の副作用で関節痛が特に手に出ているらしい
闘病のレベルが違うから
引き合いに出すのも申し訳ないのだが
わたしがダウンしたのは2008年
いまだに先の見えない生活を送っていることを思うと
人事とは思えないのだ
もちろんそれ以上に
Camelの音楽にどれほど癒されて来たかということもある
ラティマーのギターはピッキングの瞬間が
ぞくぞくするほど素晴らしい
ゆっくりでいいから良くなって
もう一度元気な姿を見せて欲しい
そしてわたしも頑張らなきゃと思うのだ