第一稿ができあがった。
ああ、「ハイジ」の別バージョンとかもあったけど、
翻訳書の新作としては5ヶ月ぶりである。
超難産だったなぁ。
心に浮かんだ通りに表現する
「意識の流れ(stream of consciousness)」という手法の
先駆的作品と言われる本作だが、
実際、その文章は、
さまざまな思考や感情が次から次へと湧いてくるのを、
そのまま書き留めたようなものなのだ。
そのため、一文が長く、
そこに次々と修飾の語、句、節が加わって、
文全体の構造を掴むのも一苦労な上に、
ひねった表現や抽象的な描写も多くて、
日本語にするのがまた難しく、
予想外に時間が掛かってしまった(言い訳)。
これから、校正とルビ付け作業を行いながら、
第3稿まで持っていく。
とりあえず、良くここまでたどり着いた、
えらいぞ〜自分(やっぱり最後は自画自賛劇場!)。
表紙案