今まで何の関係もなかった
平成建設の営業マンが突然インターホンを鳴らして、
出ていったら、
「手前味噌ですが、弊社30周年記念誌ですどうぞ。
あ、心配しないで下さい、請求書とかではありませんから。」
と言って、
一方的にパンフレットみたいなものを手渡され、
にやけた顔で去っていった。
ジャージ姿で昼間に出ていったから
それを見て、
こいつは見下していいやつだとでも思ったのだろう、
薄ら笑いを浮かべて、
あんたじゃ話にならん、とでも言いたげな、
非常に嫌な感じのする、人を小馬鹿にしたような、
最低な態度であった。
自営業だから家にいるし、
自宅で仕事していればジャージ姿にもなるさ。
何だ、その請求書ではありません、っていうのは。
中身の区別もつかないとでも思ったのか。
残念だが、いや、全然残念じゃないが、
平成建設に何らかのかたちで関わることは、
生涯ないであろう。
いや、孫子の代までない。
ご愁傷様でした、ナントカ建設。
もう名前を言う気にもならん。