『ねじの回転』第一稿完成まで
英文全125ページ中、あと残り10ページほど。
全24章中、22章終盤まで来た。
静かに進んでいた話が大きく展開して、
いよいよクライマックスというところだ。
するとどうしても、作業に集中する。
集中して、作業が休めなくなる。
そして、不調になる。
いつものパターン、かもしれないが、
今回はそれが激しい。
一つには、
まだ「リベルタンゴ」の後遺症が
体に残っているからという気がする。
また、一つには、
とにかく翻訳している英文がややこしい上に、
終盤になって、
言っていることも抽象的になってきているのだ。
いや、本当は見た感じほど難しいことは
言っていないのかも知れないが、
言い回しが分かりづらいのである。
だから、ラストスパートが
思った以上に長かったのだ。
そりゃ疲れるだろう、普通。
ということで、今日は
半分ベッドに臥せっていて、
半分起きて翻訳をしていた。
ここのところストレスがたまっているのも
ずっと実感しているのだが、
今日動けなくなったのは、
自律神経失調に加えて、
ストレスで気力が失われたことも大きいな。
でも、翻訳への興味と集中力だけは
衰えないのだ。
難しくても、面白いからなのだ。
さて、11月中に何としてでも出版するぞ。
年明けには「ねじの回転」を原作とする
映画が公開されるらしいですし。