2010年12月2日木曜日

「時計教室」第3回&第4回

文字盤デザインを考えつつ2週間が過ぎ
昨日「手作り時計教室デザイナーコース」の
第3回(2時間)と第4回(2時間)を連続して受講してきた
場所が遠いから行ける機会には一気にやりたいのだ

さて前回は時計本体のガワと
文字盤になる円盤とウラ蓋まで作った
今日はどこまでいけるのやら
完成できるといいなぁ〜

と思っていたら甘かった…
さっそくウラ蓋に不具合が発覚し修正作業からスタート
部分的に接合のやり直しである
続いて難関のレンズ(文字盤上の透明な部分)作成だ 
柔らかく加工がし易いけれどやや透明度が低く傷がつき易い素材と
加工がちょっと難しいけれど透明度が高く傷に強いアクリルと
どちらにしますかと聞かれて
アクリルを選んだ
そうしたら本当に大変だった…

まず小さくカットしたアクリル板を工作用ペンチではさんで
コンロの上で熱して柔らかくするのである
これが手も顔も熱い
そして柔らかくなった熱々のアクリルを
あらかじめゴムで作っておいた型に被せ
上から前回作ったガワを乗せて押し込み
ガワでゴム型の大きさに成形するのである
でもアクリルはすぐ固まってしまうから
流れるような動きでないと成形できないのだ
わたしは十数回失敗したと思う
でも最後なんとか成功したのだ
やけどを負いながら…

上がやっと作れたレンズ用アクリル板
下が取っ手をつけたガワ
右上が文字盤用の円盤
右下がレンズを作る時に使ったゴム型だ

できあがったアクリル板は丁寧に円形にし
ガワの内側にぴったりおさまるように
ヤスリをかけながら微調整して
最後にガワと接着する

レンズをはめたら大分時計らしくなってきた

こうした作業の知識と経験による熟練と
地道に手作業で個別に微調整をする根気強さから
一本の手作り時計が生まれるんだなぁと感心してしまった
  
最後は文字盤用の円盤に
文字盤として用意していった画像を貼って
針の色などを選びつつ今回は終了
  
完成品のイメージが大分見えてきた
今回は文字盤&ベルトともにブルー系になりそう
今までにないカラーだ
  
次回は来週また行くことにした
一気に完成させたいなぁ

文字盤の上に本体を乗せただけ
詳細は完成までお待ちを