2013年4月24日水曜日

〝囲む会〟で人を祝う気になれないのだ

14年ほど前に新設校を立ち上げるメンバーとして
一緒に頑張った元同僚の人から
一昨年の個展以来のメールをもらった
彼はもう“先生”ではなく教育委員会の指導主事である

その新設校開校当初のメンバーの一人が
この春に定年を迎えたので 
皆で集まって“囲む会”をしたいとのことだった

その方は開設準備からのメンバーではなく
開校当初からのメンバーなので
わたしの中では大分温度差があるのは事実である

でもそれ以前に
正直なところ今はそういう気分ではないのだ
職務を全うできなかったわたしとしては
職務を全うした人を祝う気にはなれない
そこが割り切れるほど
今の生活に自信と誇りを持ててはいないから

それに行けば今の自分の話を
集まった人たちにしなければならない
必ずしも気心の知れた人ばかりではないし
主役の先生にもわざわざ伝えたいとは思わないのだ

どう返事をしたものかと数日迷った末
今は色々あって出席出来そうにないという
返信メールを出した

いつか晴れやかな気分で
こうした会に出られる日が来るんだろうか
いや別に出なくても良いんだけど
こういう話を耳にした時に
このちょっと嫌な感じが沸き上がるのは
なんだかなぁって思ってしまうのだ 

ま…いいか
自分の前にある道を行くしかないのである