一緒に頑張った元同僚の人から
一昨年の個展以来のメールをもらった
彼はもう“先生”ではなく教育委員会の指導主事である
その新設校開校当初のメンバーの一人が
この春に定年を迎えたので
皆で集まって“囲む会”をしたいとのことだった
その方は開設準備からのメンバーではなく
開校当初からのメンバーなので
わたしの中では大分温度差があるのは事実である
でもそれ以前に
正直なところ今はそういう気分ではないのだ
職務を全うできなかったわたしとしては
職務を全うした人を祝う気にはなれない
そこが割り切れるほど
今の生活に自信と誇りを持ててはいないから
それに行けば今の自分の話を
集まった人たちにしなければならない
必ずしも気心の知れた人ばかりではないし
主役の先生にもわざわざ伝えたいとは思わないのだ
どう返事をしたものかと数日迷った末
今は色々あって出席出来そうにないという
返信メールを出した
いつか晴れやかな気分で
こうした会に出られる日が来るんだろうか
いや別に出なくても良いんだけど
こういう話を耳にした時に
このちょっと嫌な感じが沸き上がるのは
なんだかなぁって思ってしまうのだ
ま…いいか
自分の前にある道を行くしかないのである