一昨年まで4/29の「昭和の日」には
昭和記念公園でウクレレを弾いていた
当時参加していたウクレレ教室で演奏会を行なっていて
昼までの半日だけ参加していたのだ
そして午後にはな〜こと公園を散策したものだった
一昨年の夏にそのウクレレ教室には行かなくなって
去年始めに教室を止めたから
去年の「昭和の日」は
な〜こと公園散策も出来なかったのだった
でも今年は二年ぶりに
「昭和記念公園」散策が復活できたのだ
お天気にも恵まれた昨日
立川でな〜こと午前中から待ち合わせ
お弁当買ってのんびりとテクテク歩いて
入場無料の昭和記念公園に行ってきたのである
以前にも増して園内は人が多かった
でもそこは広大な昭和記念公園
受け入れられるキャパが違う
混雑の息苦しさみたいなものは感じられない
まず目に飛び込んできたのは菜の花畑だった
園の中央部にある原っぱの一角にある
「はらっぱ東花畑」に広がる菜の花の絨毯だ
いつもこの光景には感激するのだけど
今年は早くから咲いたせいか背丈がいつもより高い
その分人や通路などが隠れて
今まで以上に一面に菜の花が広がっている感じがした
あれだけ人がいてもこれだけ圧倒的なんだから
人がいなかったら別世界にトリップできるだろうなぁ
もうこの光景を眺められただけでも
来た甲斐があったというものである
続いてこの春に完成した古民家屋敷
「こもれびの里農家」を見学
“長屋門”をくぐると広い庭の向こうに“主屋”がある
庭の端には大きな鯉のぼりが上がっている
懐かしい昔の農家の風景だ
昔の伯母の家を思い出した
良く軽トラックとか停まってたりしたなぁ
今はプレオープンで入れるのは主屋だけだが
8月の本オープンには他の建物にも入れるようになるらしい
主屋だけでなく“内蔵”も茅葺きの屋根というのが面白かった
そこからすぐ近くの「コスモスの丘」へ上ってお昼ご飯
今は季節的に“ポピーの丘”になっていて
今年は花が咲く時期が早かったので
例年5月に咲くシャーレー・ポピーが
もうあちらこちらで花を咲かせていた
丘越しにこもれびの里(人工の里山)を眺めながら
丘の頂上付近でお昼ご飯
二人でワイワイ騒ぎながらお弁道を食べる
そして丘を越えて林道を抜けて行くと
周りは新緑一色のここもまた別世界だ
薄く明るい活き活きとした緑に
周囲360度囲まれて
見ているだけで元気が湧いて来る
そして「こもれびの丘」から日本庭園を経て
「はらっぱ西花畑」に到着
こちらでは菜の花に負けじとばかりに
アイスランド・ポピーが咲き乱れていた
さらに振り返ればチューリップも咲き誇っている
園が広いから散在しているように思えるけど
一ヶ所一ヶ所の規模だけでも並の花壇を軽く超えている
いやぁ今回はとにかく新緑と花を味わったなぁ
早咲きの花も頑張って咲き続けてくれていて
例年ならまだ咲かない花も咲き始めてくれていた
何とラッキーな一日だったことであろうか
ラッキーと言えば帰りがけのこと
自衛隊中央音楽隊の無料野外コンサートが
ちょうど今始まるというところに通りかかったのだ
午前午後それぞれ一回ずつの公演だったようで
午後の公演を楽しむことができちゃったのである
な〜こと一緒に出かけると
不思議とこういう楽しいことがあるんだよなぁ
そこから立川まで歩く道すがら
「カナール」と呼ばれる水路を挟んだ遊歩道に
藤の花が咲いていた
これまたとてもきれいであった
繊細で幻想的だ
立川まで歩いてみたら
喫茶店でアイスコーヒーをおかわりするほど
実はヘリョヘリョになっていたことに気づいたが
小休止して徐々に復活
帰りに夕ご飯として買った
牡蠣の炊き込みご飯も
二人して満足のため息が出ちゃうほど
実に美味であった
柔らかな春の陽射しと空気の中で
目と耳と舌が喜んだ充実の一日であった