ジャズ志向が強いせいか、
あまり人差し指を使った普通のストラミングをしない。
代わって多用されるのが、
スクラブ奏法と呼ばれる、
親指の側面でさっと弦をなでるような弾き方だ。
スクラブ(scrub)とは
「こする、こすり落とす」というような意味で、
確かにさっとこするように指を動かす。
するとアタックの弱い、ムーディーな和音が出るのだ。
Ohta-sanがメロディの合間に挟むアレである。
しかし、実に面白いなぁ、
講師の先生によって、カラーがこれほど異なるとは。おそらく、以前通っていたクラス先生は
このスクラブ奏法は得意ではないかもしれないし、
なによりまず、基本の人差し指のストラミングを
しっかり弾けるようにするだろう。
逆に今の先生は、前の先生のような、
やわらかいタッチの人差し指ストラミングは
苦手なのかもしれない。
ワタシ的には、いろいろな奏法を学べて、
演奏の違いも目の当たりにできて、
とてもありがたいのである。
ただし、このスクラブ奏法は
ただでさえ小さいウクレレの音が
さらに小さくなってしまうというデメリットが
あるんじゃないかな……。
親指の横で弾くとすると、
人前で演奏するなら、エレウクが前提な奏法かも。