2013年3月29日金曜日

鬼怒川温泉の旅<2日目>

二日目はあいにくの曇り空
予定では「龍王峡」2時間ハイキングだったが
時々雨もぱらつき出して
長時間の山歩きは厳しい雰囲気

取りあえず駅周辺だけでも巡ろうと予定変更し
「龍王峡」駅で降りて
鬼怒川沿いの大景観を味わうお散歩開始だ


川の色が青く白っぽい岩肌とのコントラストが美しい
荒々しく削られた岩の様々な表情も豊かだ


最も眺めが良いと言われる「むささび橋」からの景色は
確かに素晴らしかった
小雨で遠くが霞むのがまた幻想的で
何だか別世界に紛れ込んだかのよう

新緑の季節でも紅葉の季節でもないのだが
荒涼とした冬景色も中々のものであり
この景色を形作った
長い時間の流れを感じさせてくれる

水の流れる音がずっと響いていて
あちこちに小さな滝が見られるのも
ダイナミックな手つかずの自然という感じがした


いやぁしかし二人とも小雨の中を良く歩いたなぁ
さすがに途中から人とすれ違うこともなくなって
この世界に二人だけみたいな感じになった

でも寂しさとか不安とかはまったくなくて
いつものようにおしゃべりをし笑い合って
結局予定の半分ほどまで行って帰ってきたのだが
雨脚が少し本格的になりかけたところまで粘って
2時間くらい歩いたんじゃないかな

駅近くのお店でわたしはとろろそば
彼女は鮎の塩焼きを食べてお昼ご飯
龍王峡ハイキングは無事終了となった

「鬼怒川温泉」駅まで戻って
帰りの特急までの時間に
駅近くの無料足湯に入って
雨のハイキングの疲れを癒す
そして電車に乗って
冬から桜満開の春へと景色が代わるのを見ながら
都内へと帰ってきたのであった

夕飯はお土産に買ったとちおとめ入りの「いちごカレー」

  
体調不安定な時期が長かった
でも不調になったとしても
な〜こと一緒ならそれなりに楽しめるって
分かっているのである
な〜こと一緒だと安心できるからね

有り難いことに昨年からの復調は少しずつ続いていて
今回も旅行中に不調にもならず
さらにお酒まで飲めて
最後まで一緒に楽しめたのだった

とてもとても楽しい旅であった