2013年5月20日月曜日

Design Festa vol.37顛末記<雑感>

今回はDesign Festa参加も3回目となる
すると何人かリピーターの方がいらしてくれたのだ

前回は買おうと思った絵がもう売切れていたので
もう一度今回ブースを探して来てくれたという方がいた
その何人かは今回も売切れか今回は用意していなかったため
また残念な思いをさせてしまって
本当に申し訳なかったのであった

前回画集を購入しましたと言って下さる方も何人かいて
中でもある男性はその画集を持ってきていて
 
「ここにサインして下さい。」

とまで言ってくれた

あるいはwebサイトを見ていてくれた方から

「あの絵を描かれているご本人と会えるとは思ってませんでした。」

などという有り難い言葉もいただいた

あと前前任校の卒業生が二人
たまたま今回のDesign Festaに遊びに来ていて
偶然ワタシの名前を見つけて声をかけてくれたのだ
これもまた嬉しかったなぁ

そして今回全体的な印象として残ったのは
な〜こも同じことを感じたようだったんだけど
お客さんの真剣さが前回までと違った気がしたのだ

例えば前回までなら

「『写真ではありません』ってあるけど、じゃあ何なんですか?」

って聞かれて

「これ、全部CGなんです。」

って答えると

「あっ、CGね…」

みたいな感じで終ることが間々あった気がするのだ
どこか 

(な〜んだ、それなら誰だってこういう絵が描けるよね。)

みたいな
ちょっとCGとかCG作家を下に見るような感じが
そこには漂っていた

でも今回のお客さん達は

「これ、全部CGなんです。」
 
と言っても態度が変わらないどころか

「CGでここまでできるのかぁ。」
「CGっぽくないのが凄い。」
「どういうソフトを使っているんですか?」
「こんな絵が描きたいなぁ。スゴい刺激になる。」
「写真では描けない世界ですよね。」
 
などと興味や感激は一向に衰えない様子なのだ
CGを勉強している学生タイプの人が多かった気がするなぁ
だからCGだからって簡単にできることじゃないって
分かってくれている感じがとても嬉しかった

それから

「わたし最近キレイなもの見ると泣いちゃうんだよね…」

って友だちに言いながら
ポストカードの前で涙を拭いていた学生風の女の子もいた
ワタシもちょっとウルウルしてしまったなぁ…

お父さんが小学生くらいの娘さんに
画集の一点一点を見せながら

「ほら、絵って現実にない世界が描けるのが良いんだよ。」

って力説されていたのも印象深かった
娘さんも一生懸命見てくれていたなぁ…
 
もう今回も本当に
最初から最後まで楽しませて貰った
そしてふと思ったんだけど
そういう場を提供してくれている
Design Festaスタッフの方々にも
心からお礼を言いたい

あんなに大勢の人が集まって
まるで竹下通りだらけみたいな状況になっていても
大きなトラブルは全くなく
お店とお客さんとが気持ち良くやりとりしている風景は
参加していると当たり前な気がしてきてしまうが
実は相当に奇跡的なことなのだと思う

そこに集まった人たちの
節度とかアートへの意識の高さとか
Design Festaというイベントを大切にしたい気持ちとかが
運営スタッフの努力でうまく活かされているんだろう

次回から抽選方式になるけど
できるだけ出続けたいという思いを
より強くした今回の二日間であった

皆々様お疲れさまでございました
そして本当にありがとうございました