「宇宙戦艦ヤマト2199」
本当に何も知らずに
たまたまテレビで見てしまったのだが
以来録画して見ているのである
かつての「宇宙戦艦ヤマト」を丁寧に下敷きにしつつ
造形やキャラクターデザインや音楽アレンジが
今に合わせてスマートになっている
さらに設定も緻密になり
CGを上手く使うことで
スピード感溢れる動きや
迫力ある爆破場面なども可能となった
それでいてあの大風呂敷を広げて
ドラマチックなSF冒険活劇の世界を楽しむ
1970年代的ロマンもしっかり残っている
コテコテなクドさやご都合主義的な部分を
少し残しつつスタイリッシュに再構築した
そのあたりのさじ加減がとても良い感じなのだ
オープニング・テーマで
あの懐かしい主題歌が混声合唱で歌われるだけで
なんかウルウルしてしまうなぁ
センスの良さはここにも伺える
折しもプログレなバンド達が
1970年代の作品のアルバム完全再現ライヴをやったり
Steve HackettがGenesisをrevisitしたりしているが
そんな70年代パワーを再評価しつつ
今の時代に足りない“ロマン”を提示してくれたような
そんな気すらするのであった
録画設定はしているが
日曜の午後5時はヤマト・タイムだな