2013年5月12日日曜日

「宇宙戦艦ヤマト2199」

何げなく見てしまって気に入ってしまったのだ
宇宙戦艦ヤマト2199
本当に何も知らずに
たまたまテレビで見てしまったのだが
以来録画して見ているのである


かつての「宇宙戦艦ヤマト」を丁寧に下敷きにしつつ
造形やキャラクターデザインや音楽アレンジが
今に合わせてスマートになっている 

さらに設定も緻密になり
CGを上手く使うことで
スピード感溢れる動きや
迫力ある爆破場面なども可能となった 

それでいてあの大風呂敷を広げて
ドラマチックなSF冒険活劇の世界を楽しむ
1970年代的ロマンもしっかり残っている
コテコテなクドさやご都合主義的な部分を
少し残しつつスタイリッシュに再構築した
そのあたりのさじ加減がとても良い感じなのだ

オープニング・テーマで
あの懐かしい主題歌が混声合唱で歌われるだけで
なんかウルウルしてしまうなぁ
センスの良さはここにも伺える

折しもプログレなバンド達が
1970年代の作品のアルバム完全再現ライヴをやったり
Steve HackettがGenesisをrevisitしたりしているが
そんな70年代パワーを再評価しつつ
今の時代に足りない“ロマン”を提示してくれたような
そんな気すらするのであった

録画設定はしているが
日曜の午後5時はヤマト・タイムだな