ボサノバが弾きたいということであった
教則本などを買って
色々な曲に混ざっていたボサノバ曲に
まるでギターを弾くような感じで挑戦してみたけど
難し過ぎて曲にはならなかった覚えがある
その後ウクレレ教室に通うようになって
ボサノバともジャズとも無縁な
コードストローク中心のウクレレ奏法を
結構しっかりと練習することになったのは
今思えばとても良かったと思う
レッスンではハワイアンを中心に練習し
家ではジャズや演歌なども少し試してみて
ついにまたボサノバが巡って来たと思ったのが
数々の素晴らしいウクレレ・ソロ曲集を出している
キヨシ小林氏による本
「TAB譜付スコア ウクレレ・ボサノバ 」が
この9月に発売されることを知った時である
ネットで見つけるなりすぐに予約注文したのだが
9/20発売予定にもかかわらず
昨日ようやく家に届いたのだ
そしてページをめくりながら色々な曲を
ちょっと爪弾いてみる
予想通り素晴らしいアレンジである
易しいけれど十分ボサノバのリズムを感じられる
そして非常に巧いと思うのが
ちゃんと譜面上にもミュートを入れることで
音を詰め込み過ぎず
かつ左手の運指をしやすくしつつ
ボサノバの小気味良いリズムを作り出すことに
成功しているところだ
ボサノバ奏法のコード弾きは
ハワイアンなどのコードストロークとは異なる
ギターのように各弦に指を乗せて同時に音を出す
そして跳ねるようなシンコペーションの優しいリズムを
このコードで作り出す
曲が完璧に弾けなくても
和音弾きとミュートを繰り返しながら
コード進行をたどたどしく追うだけでも
ボサノバの素敵な雰囲気を味わえる
いやぁとても嬉しい一冊になったなぁ
また楽しい時間が過ごせそうだ