2018年3月29日木曜日

八幡山公園の桜が満開!

昨年見つけた桜の穴場。
「センター北」駅から徒歩10分ほどのところにある
「八幡山公園」頂上の桜を見に行ってきたのだ。
  
高台にある駅から、遠くの山頂に満開の桜が見える。
そこを目指して歩く。


とにかく圧倒される木の大きさと花の量である。
抱えきれないほどたくさんの花束をもらったような感じ。
  

今年も満喫した。
山頂なので視界が四方に開けているのもうれしい。
来年も来ようっと!
  
  

2018年3月28日水曜日

あの「EG Word」がついに復活!

かつてMacの定番ワープロソフトとして
ワタシも重宝していたEG Wordであったが、
クラリス・ワークス、そしてAppleWorksが好きで、
次第にEG Wordから離れてしまっていたのだ。
そのうちEG Wordも2007年に消えてしまった。
  
しかし2004年のアップデート終了後も
しつこく使い続けていたAppleWorksも
intel Macに対応しないまま消え、
取って代わったPagesが未だに縦書き機能を搭載しない現在、
きちんと縦書きをサポートしているワープロソフトは
Microsoft Word一択と言って良い状況が続いていた。

ところが 物書堂 ものかきどう というところからこの春、

EG Word Universal 2として
EG Wordが復活したのであった。
もちろん縦書きがしっかりサポートされている!
  
  
すでにApple Storeで販売中で、
2018年4月30日まではリリース記念特別価格で、
通常価格7,800円のところ、3,800円である。
  
Epub形式の書き出し機能はなさそうだけど、
何だかとっても欲しいぞ!
と思う間もなく、サクッと購入してしまいました。
あ、何だかとっても楽しいぞ!
  
  
  

「飛鳥山」「六義園」で桜見物

この時期を逃さず桜満開を味わおうと、
な〜こと一緒に、王子駅近くの
「飛鳥山公園」に行ってきたのだ。
  
徳川吉宗が江戸庶民のために花見の場所として
桜の苗木を植え、整備・造成し、
1737年に一般に開放されたもので、
1970年から1993年まで
回転式展望台「スカイラウンジ」という
ランドマーク的な建物があったそうだ、
ああ、行ってみたかったなぁ……残念。
  
  
飛鳥山へは王子駅の中央口が近いのだが、
以前の勤務校でボランティア担当として
日夜うろつきまわっていた
勝手知ったる王子駅周辺である、
北口改札から出て、
「音無親水公園」を通り抜けてから
飛鳥山へ向かうことにする。

  
次第に飛鳥山に近づくと、
あいにくの曇り空で、
桜の白やピンクが今ひとつ映えないのが残念だったが、
それでも、このすさまじい満開具合に圧倒される。
  
  
飛鳥山公園に入ると、もう笑っちゃうくらいすごい。
起伏のある山のあちこちに桜が植えられているので、
桜の花の天蓋どころではなく、
視界の隅々まで桜の花が咲き乱れている感じなのだ。

  
線路沿いもまた美しい。
そう言えば仕事でうろうろしていた時は
結局桜を見に飛鳥山まで来たことはなかったが、
車窓から眺めたことはあったような気がするなぁ。
だからか、この景色が妙に懐かしいのは。
  
  
王子にいるのなら、近いじゃないかと、
南北線に乗って駒込に出て、
六義園のしだれ桜も見てきた。
  
  
去年はなかなか桜が満開にならなず、
あちこち行ってみては、ちょっと残念な気持ちになっていたが、
今年は一気に満開の桜を堪能したなぁ。
  
ああ、楽しかった。
  
  

2018年3月25日日曜日

「アルプスの少女」1,000ダウンロード突破!

Amazon Kindleストアにおいて
《望林堂完訳文庫》の「アルプスの少女ハイジ」が、
おかげさまで1,000ダウンロードを突破した。
  
2018年2月末日の時点で1,009になっているので、
2014年10月発行なので、3年4ヶ月ほどでの快挙である。
ああ、素晴らしい!
  
  
〝完訳〟を謳っているが英訳書からの重訳だという
「読者コメント」がついているが、
 一応申し開きをさせていただくと
〝完訳〟と言われている英訳書の全訳である上に、
随時オリジナルドイツ語も参照しつつ翻訳したのだ。
〝完訳〟の名に恥じない内容になっていると自負している。
  
ジェシー・ウィルコックス・スミスの
美しく品の良い挿絵を紹介できたことも
大きな成果だと思っている。
  
ぜひお楽しみ下さい!
  
  

2018年3月24日土曜日

桜が咲きだした!

二ヶ領用水沿いの桜並木が
いよいよ咲き出した。
つい三日前には雪だったのにね。

二ヶ領用水沿いの桜は、

けっこうな長さで続いているので
お散歩がてらお花見ができる。
  
ちょうど学校が春休みに突入。
花見に人が集まってくるだろうな。
最近有名になってきているからね。
  
  
  

2018年3月23日金曜日

お彼岸のお墓参り

昨日は、実家の最寄り駅からタクシーに乗って、
ムーミンのテーマパーク「Metsa(メッツァ)」が
2018年秋から2019年春にかけて
順次オープン予定である場所のすぐ近くにある、
霊園まで行ってきたのだ。
  
さすがに北欧の自然を再現しようとするくらいだから、
とにかく自然豊かなことは間違いない。
  

この写真は「Metsa」ができる湖の堤防下の農地だ。
奥の小高い場所に見えるドームの屋根が霊園の管理事務所。
でも手前にも小さな墓地が見える。
奥に山があり、手前(撮影場所)も山なので、
この平地は谷にあたる。
左手に湖があり、堤防でせき止められているので、
ここは昔、河川敷だったところじゃないかな。

広々としたした田舎な風景なのだが、
きれいに田畑が整備されているわけではなく、
どことなくどう活かしたものか困っているような
モヤモヤした感じが漂うところが、
まさしくワタシの抱く古里のイメージそのものなのだな。
  
墓参りが済んで、少しずつ日も射してきたので、
帰りは小一時間かけて駅まで歩いた。
途中で、見たこともないほど背のたかいモクレンを見つけた。
ちょっとびっくりであった。
  
  
  

2018年3月21日水曜日

お彼岸に雪

お彼岸なのに雪。そしてウクレレ教室。
先週は5月並の暖かさだったのに、
今日は真冬に逆戻り。



ウクレレ教室が終わって帰る頃には
雪は雨に変わっていた。
  
この雨が上がれば
ようやく、本当にようやく
春本番かな。
  
  

2018年3月19日月曜日

「菊乃井 湯葉にゅうめん」を実家へ持って行く

ウクレレ仲間のある人の弦交換をしてあげることになり、
ちょっとお茶をした際に、
実家の母が2月半ばにインフルエンザにかかって以来、
微熱も続いていて寝たり起きたりで
満足な食事もできていなくて、
訪問医から栄養失調気味だと言われたと話したら、
後日、これは作るのも簡単だし、
美味しいし、食べやすいよ、と
「菊乃井 湯葉にゅうめん」をいただいたのだ。
  

これが、湯葉入りの超細麺で、
何と、丼に麺と具を入れて、
熱湯を注いだら、蓋かラップをして3分で出来上がり。
カップ麺かチキンラーメンか、っていう簡単さなのだ。
  
そして母さまは、美味しいと言って完食!
いやぁ、ありがたいなぁ。
  
卵豆腐と茶碗蒸も買っていったので、
少し食べ物のバリエーションが増えると良いんだけど。
  
今週はお彼岸だから、もう一度実家からさらに先にある
霊園までお墓参りに行ってこなきゃだ。

  

2018年3月17日土曜日

「水の精霊ウンディーネ」Kindleで販売開始!

《望林堂完訳文庫》第23弾「水の精霊ウンディーネ 」が
本日Kindleストアにて販売開始!

その後、特にKDPとのやり取りもなく、
今朝無事に販売開始通知が来た。良かった良かった!

200年前のドイツの幻想小説だが、

水の精霊と人間との民話的な異類婚姻譚をベースにしながら、
ドラマチックな展開、
リアルな人間模様、
そしてホラーながら泣けるラストと、
見事なファンタジーに仕上がっているので、
お手にとっていただけると、うれしいです!
  
  
  

KDPとのやり取り開始

「水の精霊ウンディーネ」の出版申請に対して、
予想通りKDPから著作権確認の問い合わせメールが来た。

この本はパブリック ドメインであるように見受けられます。出版手続きを進めるには、5 日以内に、以下のいずれかの対応をしていただく必要があります。5 日以内に対応いただけない場合、本はブロックされ、Amazon で販売できなくなります。

以下の情報を確認できる URL をお知らせください。


A. オリジナル言語で書かれた本の場合:

 1) 著者全員の名前と死亡日
 2) オリジナル作品の初版の出版日

B. 翻訳された本の場合:

 1) 翻訳者全員の名前と死亡日
 2) 翻訳版の初版の出版日

この本がパブリック ドメインの本でない場合は、出版に関して必要な権利を示す書類を添えてご返信ください。


今までも何回も(毎回ではない)この確認メールが来ているが、
今回新しいと感じたのは、
今まではなかった「翻訳された本の場合」が加わったことである。
  
いずれにしても、すでに販売された本で、
著者なり翻訳者なりが死後50年以上経っているかどうか、
つまり、確かにパブリック・ドメインかどうか、
ということを確認する内容である。
  
裏返せば、
  
「ほら、すでにパブリック・ドメインになっている本を、
 そのまま販売しようとしているんでしょ?」
  
ってことだ。
  
そこで、A、Bをパブリック・ドメインと呼ぶのなら、
拙書は完全新訳であるオリジナル作品である
という趣旨の返事を返した。

本書は、原書がドイツ語で書かれた書籍で、
パブリックドメインですが、
邦訳書はわたしが今回新たに訳したオリジナル作品です。 


したがいまして、お尋ねいただいた2つのケースの
A(パブリック・ドメインの原書をそのまま販売する)でも
B(パブリック・ドメインの邦訳書をそのまま販売する)でも

ありません。
  
もちろん、一応A、Bのデータも添付しておいた。
ただし、Bの方は、
「私本人、存命、今回初出版」である。
  
でも、「権利を閉める書類」なんてないんだけどな。
免許証の写しとか送って
本人確認ができれば良いのかしら?
KDPの出方待ちだな。
  
  

2018年3月15日木曜日

「水の精霊ウンディーネ」完成!

1月から作業していた「水の精霊ウンディーネ」が
ようやく、ようやく完成した。
  
ああ、過去最大級の難産であったなぁ……。
これほど中々完成の目処が立たず、
EPUB-Checkerのエラーが中々取れず、
悪戦苦闘したのは、初挑戦第一作以来かもしれない。

  
Romancerはルビが振りやすいのだが、
検索&置換が分かりづらい。
何より完成データが大き過ぎる。
  
そこでRomancerでデータを作り、
HTML形式でテキストファイルを作り、
それを「でんでんコンバーター」の
〝でんでんmarkdown〟形式に書き直し、
「でんでんコンバーター」でEPUB3を作る。
こうした作成方法にたどり着くまでが大変だった。
  
そもそもがテキストファイル&画像ファイルでは
「でんでんコンバーター」で変換されないという
トラブルから始まったのだ。
ただ、かりに変換トラブルが続いたとしても、
これで道は開けたなぁ。
  
現在Kindleに出版申請中だ。
すんなり販売開始すると良いなぁ。


2018年3月14日水曜日

花粉襲来!

先週は真冬のような日が戻ってきたこともあって、
3月に入っても、まだ春は遠い気がしていたせいか、
テレビのなどで、花粉が大量に飛び始めたと言っていても
ほとんど花粉症の症状は出なかったのだ。
  
ところが、さすがに4月並に春めいた陽気になった昨日、
特に、午後にはより山間部に近い実家へ行ったせいか、
今シーズン一番の花粉アレルギー症状に襲われたのだった。
  
ただ、2月中から「ストナリニ」を飲み続けているので、
徹底的に打ちのめされるようなことはない。
くしゃみはあまり出ないし、鼻水は少し出る程度だ。
問題は目である。

目が痒くて腫れぼったく、しょぼしょぼと涙が出るのと、
目の奥が少し痛いというか、重いような感じがする。
今やっている「ウンディーネ」の翻訳が佳境なので、
この目の不調はとても困るのである。
モニターを見ていると、目が霞むし、疲れやすいのだ。
  
「ストナリニ」の効き具合も、
花粉の量とか体調とかに左右されるのか、
日に寄って違うのである。
ひどい時は、追加投入も止むを得ないであろうなぁ。
  
もう少しの辛抱……でもなくて、
けっこう5月の連休あたりまで
「ストナリニ」を飲んでいたりするから、
まだまだ長期戦覚悟である。
でも早く花粉飛散の最盛期が終わってほしい……。

実家の庭先に咲いていた梅



2018年3月12日月曜日

Romancerで作ったファイルが超デカイ!

これはいったいどうしたのでしょう?
  
今回RomancerでEPUB3ファイルを作ろうとしていたのだが、
Romancerの「エディター入力」の内容を
「テキスト」タブにするとHTML形式で表示される。



これを取り出してテキストファイルにすれば、

「でんでんコンバーター」でEPUB3ファイルが作れる。
Romancer上にアップロードしてあった画像を
自動的に読み込むので、
画像を一緒にアップする必要もない。
ということでこの方法で
「でんでんコンバーター」がファイル変換してくれないか
試してみたところ、大成功したのであった。
つまり、従来の
  
「テキストファイル」+「埋め込み画像ファイル」
  
という組み合わせで変換しようとするとダメなのだが、
Romancerで作った
  
「画像指定済みファイル」
  
で変換すると、自動的に指定画像を取り込んで、
無事EPUB3ファイルを作ってくれたのである。
   
とは言え、まぁ同じEPUB3だから、
わざわざ「でんでんコンバーター」で作り直さずとも、
そのままRomancerでEPUB3に変換すれば良いじゃないか。
あくまで、こんなこともできましたよ、ということが
分かっただけか、と思っていたら、さにあらず!
   
なぜか出来上がったEPUB3ファイルのデータ量が
まったく違うのである!
  

  
左の「undineR.epub」がRomancerのもので93MB、
右の「undineD.epub」が「でんでんコンバーター」のもので41MB。
何と、Romancerの方がの大きさなのである!
  
はてさて、どうしてこんなことになるんじゃろう?

そこで「Kindle Previewer」でKindle用のmobiファイルにしてみたら、
差がさらに開いた!
  
  
左の「undineR.mobi」がRomancerのもので138MB、
右の「undineD.mobi」が「でんでんコンバーター」のもので45MB。
何と何と、Romancerはの大きさに!!
  
理由はともかく、商品としては
データ量が少ないほうが良いに決まっている。
そもそも、138MBはデカすぎだろう。
  
ということで、ちょっと面倒だが、
Romancerでデータ入力し、
できあがったHTMLデータをテキストファイルにし、
「でんでんコンバーター」でEPUB3ファイルにする、
という手順で、今回は完成させることにする。
  
いやあ、いろいろありますなぁ。
  
さらに「Kindle Previewer」でmobiファイルにしてみたら、
レイアウトも若干異なっていた。
今までの作品と体裁を統一するという意味でも、
「でんでんコンバーター」版を採用すべきだろうな。


左がRomancer、右が「でんでんコンバーター」

2018年3月10日土曜日

Romancerで「ウンディーネ」第二稿完成!

Romancer上で校正&ルビ付け作業が終わって、
「水の精霊ウンディーネ」第二稿が完成である。
  
Romancerでの脚注の扱いがよくわからないので、
今回は脚注を章末に抜かないで、
文章中に(訳注)を挿入するすることにした。
幸い、それほど説明が多い注はないので良かった。
  
だんだん形になってきてうれしい。
iBooksで表示した限りでは問題ないと思うが、
実際の端末での表示も、
今までと変わらないと良いなぁ。

 

次は、再度校正チェックと「あとがき」だ。
まだまだ気が抜けないのである。
  

「でんでんコンバーター」はこちらに難ありか

試しにEPUB化する画像ファイル数を減らしてみると、
「でんでんコンバーター」がEPUBファイルを
今まで通りに作ってくれたのである。
つまりこちら側に問題があるということか。
  
でも
  
・アップロードできる最大数は100ファイル
・一つのファイルは3Mバイトまで
  
という「でんでんコンバーター」のルールは
問題なくクリアしているのだ。
  
ネットからダウンロードしてきた
ファイルが何か変なデータを持っているのかな。
  
まだまだ解決には至らないが、
どうやら画像ファイルに問題がありそうだと
的は絞れたような気がする。
その先の切り分け作業は、時間がかかりそうだ。
  
今回はRomancerで仕上げるが、
そのあと、問題点を解明せねばならんなぁ。
  
  

2018年3月9日金曜日

Romancer(ロマンサー)を使う!

ずっとお世話になっていた「でんでんコンバーター」で
変換がどうしても上手くゆかず、
ただ復旧を待ち続けるのも芸がないし、
表示されているファイル変換数が
何気に増えているのを見ると、
もしかするとワタシのところの個人的な現象か?
とも思うようになって、
いろいろ別手段を探ることにしたのだ。
  
有名なSigilが昨年後半にEPUB3に対応したと知って
さっそくダウンロードしてみたが、
EPUB3形式での出力が可能になっただけで、
縦書きやルビに対応したわけではなかった、残念……。

ということで、使うことにしたのが
Romancer」(ロマンサー)である。
「原稿アップロード」を使うと、
MS Wordファイルをそのままアップロードして
EPUB3変換することもできるが、
「エディタ入力」を使うと、
直接図版入りのテキストデータを入力できるのだ。
  
編集中の縦書き表示はできないが、
ルビを振る作業は、むしろ
「でんでんコンバーター」より簡単になる。
  
  
色々試行錯誤して、使い方が分わかるまで
かなり時間がかかってしまったが、
分かってみれば、使い勝手は悪くないぞ。
  
ちょっと気になるとすれば、
「でんでんコンバーター」の場合は、
それ用に整形したテキスト・データが手元に残るが、
Romancerの「エディタ入力」の場合は
すべてweb上で作業するために、
出来上がったデータが手元に残らないという点かな。
気持ちの問題だけど。
  
でも、これで行くしかないかな。
こちら用に整形を始めちゃうと、
途中から「でんでんコンバーター」に
戻ることはできないから、
今回残りすべてをどうするかの決断の時である。
  
Romancerに賭けてみるか!
苦境に陥ってもくじけることなく、
何とか道を探すワタシ(自画自賛劇場)!
  
  

2018年3月7日水曜日

「でんでんコンバーター」が動かない

EPUBファイルを作る上で
ずっとお世話になっている「でんでんコンバーター」が
「変換」してくれないのである。
「変換」ボタンを押しても、
しばらくするとエラー表示が出てしまうのだ。
  
   
これでは汎用EPUBファイルも作れないし、
当然Kindle用mobiファイルも作れない。
  
今年に入ってから出した前作「白い象の伝説」の
終盤の変換作業の頃から、
「警告」的な表示が出ていた。
  
  
このような状況がずっと続いていて、
今現在もサーバーが停止していて、
結果的に〝使えない〟ことになってしまっているのだろうか。
だとしたら長いなぁ。
  
困ったなぁ。
今までずっと「電電コンバーター」での変換を想定して
テキストデータを作っているので、
簡単には他に移れないのである。
使い勝手の点でも、これに慣れちゃっているし。
  
いつも無料でお世話になっているから
とにかく一刻も早い復旧を祈るばかりだ。
早く復活してくれないかなぁ……。
  
   

情報番組のワイプがうっとうしい

情報番組だらけなゴールデンタイムだが、
最近ワイプが邪魔でしょうがないのだ。
VTRを見ている出演者をとらえた小画面である。
  
「へえ〜」とか「そうなん!」とか
「え〜!」とか「ほ〜!」とか言って
驚いたり感心したりしている一瞬の顔を
画面の隅に映しているアレだ。
  
撮られているのを超意識しているのに
  
〝映像を見ていたらあまりにびっくりして
 自然に声や表情が出てしまったのを、
 たまたまカメラに撮られてしまった感〟

を、過剰に演技している不自然な様子が、
あざとすぎて、うっとうしい。
もう、虫ずが走ると言っても良い。
  
見ているこちらは、「へえ〜」という
ちょっとした素直な驚きを味わいたいところなのに、
あのわざとらしい顔や声のために

そこまで大声出すほどのことか?
そんなに大げさに感心するほどのことか?
おまえの驚く様子が見たいわけじゃないぞ!

と、こちらの気持ちが萎えてしまうのである。 
ほら、ここ驚くところですよ、みたいに
感情や反応を、押し付けられている感じもするしね。
  
最近は、このワイプ的なものを
そのまま画面全体で抜いたりするから
うっとおしさも倍増だな。


2018年3月5日月曜日

「ウンディーネ」翻訳第一稿完成!

取り掛かって丸々二ヶ月、
ようやく「水の精霊ウンディーネ」の
翻訳第一稿が出来上がった。
フーケーによるドイツ文学の名作である。
  
思えば2月頭にはウクレレの発表があり、
その直後にインフルエンザBで寝込んだのだから、
翻訳に時間を避けない期間もけっこうあったのだ。
だから、ここまでたどり着けた自分を、
まずは褒めたいのである。

で、この作品が面白かったのだ。
異類婚姻譚の一つではあるが、
ファンタジーとリアリティーのバランスがとても良く、
思っていた以上にウンディーネの悲しみに共感したり、
予想を遥かに上回るホラーなクライマックスに
ドキドキしたりしてしまった。

これが200年以上前の1811年の作品とは……。
  
詳細な心理描写などしなくとも、
ドラマチックな場面と小気味良い展開で、
これだけ深いものが書けるのである。
  
早く出版までこぎつけたいものだ。
  
  
  

2018年3月3日土曜日

シルク・ド・ソレイユ「キュリオス」を満喫!

昨日、な〜こと待ち合わせて
シルク・ドゥ・ソレイユの最新作「キュリオス」を見てきた。

  
2011年の「ZED(ゼッド)」から見始めて、
2014年の「OVO(オーヴォ)、
2016年の「TOTEM(トーテム)」に続く、
4回目ののシルク・ドゥ・ソレイユ体験である。

場所はお台場のビッグトップ。
今までは夜の公演を見ることが多かったが、

今回は初のマチネーだ。


  
舞台写真は、今回初の「撮影OK」タイムのもの。
ショーの最後に用意されていたのだが、
やっぱりSNS時代は無視できないのだねぇ。

中身は今回も高水準。
いつもながらに、

〝最高に洗練されたサーカス〟といった趣の、
肉体を駆使した驚異的なパフォーマンスの連続。
技のダイナミックさ、正確さに加えて、
見事にシンクロする小道具の動きと生演奏の音楽が、
非常に完成度の高いショーを作り上げている。

演目も多彩で、衣装も美しいし、舞台美術も幻想的。

光と影の演出も上手い!
フィドルやアコーディオンが活躍する生演奏の迫力と、
常に歌い続けているメインボーカルの女性の美しい声が、
19世紀レトロフューチャー&スチームパンク的世界観を
見事に盛り上げる!

人間離れしたパフォーマンを見ると、

不思議なことになぜか涙が出るのだ。
これが本当の〝感動〟っていうものかも。

  

個人的には「ミニリリー」という小さな女性の存在が強烈だった。

文字通り小さな女性である。少女ではない。
彼女のいる場所だけ空間が歪んでいるように思えてしまうのだ。
例えは良くないかもしれないが、
非常に洗練されたかたちで、
昔の〝見世物小屋〟感に襲われたと言えば良いかしら。
   
目と耳を十分満足させての帰り道、
ガンダムにほとんど興味はないのだけど、

やっぱりあの大きさを目の当たりにすると
写真におさめたくなってしまった
ユニコーンガンダムの勇姿。

  
ああ、楽しい一日だった。
な〜こ、ありがとう。