2018年3月12日月曜日

Romancerで作ったファイルが超デカイ!

これはいったいどうしたのでしょう?
  
今回RomancerでEPUB3ファイルを作ろうとしていたのだが、
Romancerの「エディター入力」の内容を
「テキスト」タブにするとHTML形式で表示される。



これを取り出してテキストファイルにすれば、

「でんでんコンバーター」でEPUB3ファイルが作れる。
Romancer上にアップロードしてあった画像を
自動的に読み込むので、
画像を一緒にアップする必要もない。
ということでこの方法で
「でんでんコンバーター」がファイル変換してくれないか
試してみたところ、大成功したのであった。
つまり、従来の
  
「テキストファイル」+「埋め込み画像ファイル」
  
という組み合わせで変換しようとするとダメなのだが、
Romancerで作った
  
「画像指定済みファイル」
  
で変換すると、自動的に指定画像を取り込んで、
無事EPUB3ファイルを作ってくれたのである。
   
とは言え、まぁ同じEPUB3だから、
わざわざ「でんでんコンバーター」で作り直さずとも、
そのままRomancerでEPUB3に変換すれば良いじゃないか。
あくまで、こんなこともできましたよ、ということが
分かっただけか、と思っていたら、さにあらず!
   
なぜか出来上がったEPUB3ファイルのデータ量が
まったく違うのである!
  

  
左の「undineR.epub」がRomancerのもので93MB、
右の「undineD.epub」が「でんでんコンバーター」のもので41MB。
何と、Romancerの方がの大きさなのである!
  
はてさて、どうしてこんなことになるんじゃろう?

そこで「Kindle Previewer」でKindle用のmobiファイルにしてみたら、
差がさらに開いた!
  
  
左の「undineR.mobi」がRomancerのもので138MB、
右の「undineD.mobi」が「でんでんコンバーター」のもので45MB。
何と何と、Romancerはの大きさに!!
  
理由はともかく、商品としては
データ量が少ないほうが良いに決まっている。
そもそも、138MBはデカすぎだろう。
  
ということで、ちょっと面倒だが、
Romancerでデータ入力し、
できあがったHTMLデータをテキストファイルにし、
「でんでんコンバーター」でEPUB3ファイルにする、
という手順で、今回は完成させることにする。
  
いやあ、いろいろありますなぁ。
  
さらに「Kindle Previewer」でmobiファイルにしてみたら、
レイアウトも若干異なっていた。
今までの作品と体裁を統一するという意味でも、
「でんでんコンバーター」版を採用すべきだろうな。


左がRomancer、右が「でんでんコンバーター」