2018年3月17日土曜日

KDPとのやり取り開始

「水の精霊ウンディーネ」の出版申請に対して、
予想通りKDPから著作権確認の問い合わせメールが来た。

この本はパブリック ドメインであるように見受けられます。出版手続きを進めるには、5 日以内に、以下のいずれかの対応をしていただく必要があります。5 日以内に対応いただけない場合、本はブロックされ、Amazon で販売できなくなります。

以下の情報を確認できる URL をお知らせください。


A. オリジナル言語で書かれた本の場合:

 1) 著者全員の名前と死亡日
 2) オリジナル作品の初版の出版日

B. 翻訳された本の場合:

 1) 翻訳者全員の名前と死亡日
 2) 翻訳版の初版の出版日

この本がパブリック ドメインの本でない場合は、出版に関して必要な権利を示す書類を添えてご返信ください。


今までも何回も(毎回ではない)この確認メールが来ているが、
今回新しいと感じたのは、
今まではなかった「翻訳された本の場合」が加わったことである。
  
いずれにしても、すでに販売された本で、
著者なり翻訳者なりが死後50年以上経っているかどうか、
つまり、確かにパブリック・ドメインかどうか、
ということを確認する内容である。
  
裏返せば、
  
「ほら、すでにパブリック・ドメインになっている本を、
 そのまま販売しようとしているんでしょ?」
  
ってことだ。
  
そこで、A、Bをパブリック・ドメインと呼ぶのなら、
拙書は完全新訳であるオリジナル作品である
という趣旨の返事を返した。

本書は、原書がドイツ語で書かれた書籍で、
パブリックドメインですが、
邦訳書はわたしが今回新たに訳したオリジナル作品です。 


したがいまして、お尋ねいただいた2つのケースの
A(パブリック・ドメインの原書をそのまま販売する)でも
B(パブリック・ドメインの邦訳書をそのまま販売する)でも

ありません。
  
もちろん、一応A、Bのデータも添付しておいた。
ただし、Bの方は、
「私本人、存命、今回初出版」である。
  
でも、「権利を閉める書類」なんてないんだけどな。
免許証の写しとか送って
本人確認ができれば良いのかしら?
KDPの出方待ちだな。