ずっとお世話になっていた「でんでんコンバーター」で
変換がどうしても上手くゆかず、
ただ復旧を待ち続けるのも芸がないし、
表示されているファイル変換数が
何気に増えているのを見ると、
もしかするとワタシのところの個人的な現象か?
とも思うようになって、
いろいろ別手段を探ることにしたのだ。
有名なSigilが昨年後半にEPUB3に対応したと知って
さっそくダウンロードしてみたが、
EPUB3形式での出力が可能になっただけで、
縦書きやルビに対応したわけではなかった、残念……。
ということで、使うことにしたのが
「Romancer」(ロマンサー)である。
「原稿アップロード」を使うと、
MS Wordファイルをそのままアップロードして
EPUB3変換することもできるが、
「エディタ入力」を使うと、
直接図版入りのテキストデータを入力できるのだ。
編集中の縦書き表示はできないが、
ルビを振る作業は、むしろ
「でんでんコンバーター」より簡単になる。
色々試行錯誤して、使い方が分わかるまで
かなり時間がかかってしまったが、
分かってみれば、使い勝手は悪くないぞ。
ちょっと気になるとすれば、
「でんでんコンバーター」の場合は、
それ用に整形したテキスト・データが手元に残るが、
Romancerの「エディタ入力」の場合は
すべてweb上で作業するために、
出来上がったデータが手元に残らないという点かな。
気持ちの問題だけど。
でも、これで行くしかないかな。
こちら用に整形を始めちゃうと、
途中から「でんでんコンバーター」に
戻ることはできないから、
今回残りすべてをどうするかの決断の時である。
Romancerに賭けてみるか!
苦境に陥ってもくじけることなく、
何とか道を探すワタシ(自画自賛劇場)!