まるで詩歌を訳しているような分かりづらさで、
予想外に苦労している「星の帆船」であるが、
ようやく第二稿が完成したのだ。
ふりがなを振るのも大変だったが、
脚注もかなりの量になった。
宇宙の物語とはいえファンタジーだから、
「ギリシャ・ローマ神話」の星とかも
平気で出てきて、
その逸話を知らないと分からない話が
展開されるのである。
しかし、われながら
ものすごい集中力と持続力である。
今日はもう頭が痛いからお仕事は終了だ。
大きな問題として残っているのが、
図版をあらたにスキャンするべきか否か
ということなのだが、
今使っている図版も、けっこうきれいなので
悩むところなのだ。
それはゆっくりと「あとがき」を書いてから
決めることにしようかな。