前回から10年ぶりの中学校の同窓会が
今年8月に地元で行なわれるというハガキが来た
当時のクラスではなく
学年全体という大規模な同窓会だ
地元のホテルが会場である
そう言えばワタシ
卒業当時幹事に任命されたんだけど
何にもしていないなぁ
第一地元から出ちゃったからなぁ…
10年前というと2003年になるが
同窓会のお誘いを受けた記憶が無い
新設高で最初の卒業生を出した年だから
目の前のことに忙しく
ハガキをちゃんと見てなかったのかもしれないし
見ていたとしても行く気はゼロだったろう
さらに10年前くらいに行なわれた
恐らく最初の同窓会には出たのだ
楽しかったかと聞かれれば…う〜ん…
あまり楽しいとは言えなかったなぁ
そもそもが中学・高校時代が
それほど懐かしいものではないのだ
別にいじめられたとかいうような
イヤなことがあったわけではない
むしろ平和で問題のない毎日を過ごしていたと思う
勉強も部活もそれなりに頑張っていたから
充実していたと日々だったと言ってもいいくらいだ
でもワタシ的に悶々としていた時期なのだ
どこにいても居心地の悪さを感じていた
その居心地の悪い場所から
何とか外に出ようともがいていた
それはあの薄暗い地方の街の風景や
ちょっとワルぶった当時の友だちの顔などと
結構深く結びついていて
わざわざその世界にもう一度触れに行こうとは
どうしても思えないのである
40年過ぎた今になっても…
そこに行けば新しい繋がりができるかもしれない
とも思うけど
そういう下心があって行くのは
自分のために友だちを利用するみたいで嫌だ
やっぱり基本に“懐かしさ”がないといけないと思う
そしてその“懐かしさ”を感じられないワタシは
理由をつけてまで行く必要など無いだろう
それは今のワタシが身分的にも心身の面でも
不安定な状況にあることとは
また別の話なのである