望林堂のAmazon Kindleで
一日の売り上げが30冊になって、
異常事態だと思ったのが8/3。
Amazon Unlimitedサービス開始の日だった。
そのナゾがどうやら判明した。
約半数が〝払い戻し〟、つまり返品されていたのだ。
8/10時点での実情を見ると
実質半分の数しか売れていなかったのだ。
つまりこういうことだろう。
読み放題プランを始めた人が、
980円払ったんだからあとは何でもかんでも無料だと
喜び勇んでゲットしまくった中に
望林堂書籍が入っていて、
対象外だったことに気づいて慌てて返品したと。
残念ながら《望林堂完訳文庫》は
Kindle的にはパブリック・ドメイン書籍扱いで、
自動的に読み放題プランの対象外なのである。
一応、望林堂のブログで説明しておいたが、
まだまだそんな間違いは続くんじゃないだろうか。
まぁ、実売数を見るとそれなりに検討しているから
マイナスな反動とかはなかったようで良かったが、
こちらは何も悪いことをしていないのに
ちぇって舌打ちされたようで、
ちょっと釈然としないのである。
Amazon Kindleに対して、
原書がパブリック・ドメインでも
オリジナル邦訳の本は読み放題プランの対象にしてよ、
とも思うし、
そうでなくても、
「読み放題が120万冊」
ばかり強調しないで、
「すべての本が読み放題の対象になるわけではない」
ことをもっと明示していただきたいとも思う。
そんな中、望林堂ブログで
8/4の時点でいち早くこの件の説明をしたのは、
われながらアッパレな対応であったな(自画自賛劇場!)。