2016年9月18日日曜日

kindleで0円販売する方法

kindleで無料本を出そうとしても
最低価格が99円(アメリカの場合は1.99ドル)に
固定されているから、できないのである。

3ヶ月独占販売という条件でKDPセレクトに登録すれば、

期間限定で無料キャンペーンが行えるが、
「キャンペーン価格」ではなく「定価」を0円にすることは
出版する手続き上ではできない仕組みになっているのだ。

そこでまず、0円販売している他店で

先に販売を開始する。
ワタシの場合はkoboとBOOK☆WALKERだった。

そして実際に無料(0円)で販売が開始されたのを確認しておく。


次にkindleで、最低価格99円で販売申請する。

そして販売開始となったら、
即、「お問合わせ」で次のような要望をする。


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0円販売検討のお願い
  
以下の製品は拡販用のサンプル集につき、他所(以下参照)にて無料にて販売しております。つきましてはプライスマッチを適用いただき、0円への変更のご検討をお願い申し上げます。
   
【作品】
「《望林堂完訳文庫》試し読みっ!」
ASIN: B01LX7RPC7

【他所での販売】

http://books.rakuten.co.jp/rk/384d4c2e56c73c58b70167ced00cc22a/
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〝プライスマッチ〟とは“価格の整合”と訳され、
他店でその値段なら、ウチもそれで売りますよ、という
いわゆる最低価格保証のこと。
この件についてはKDPの「価格設定」
   
「申請者のデジタル書籍が他の販売チャネルにおいて無料で提供される場合は、Amazon でも無料で提供することができます。」
    
と明記されているから、決して特別なことでも
足元を見た無理強いとかでもないのだ。
   
すると翌日には0円に定価が変更になったのだ。
対応が素早い!
まぁ、0円販売ができるのであれば、
少しでも早くしなければ、99円で買っちゃう人が出てくるからね。
ということで無事0円販売が開始である。
すでに3社とも少しずつ手にとっていただけている模様だ。
やれることはやってみるものだなぁ。