2017年3月11日土曜日

イヤフォンで電話している人を〝キョドラー〟と呼びたい

最近スマホを耳元に持っていかず、
イヤフォン(ヘッドフォン)をつけたまま、
実況解説者のように電話している人を良く見かける。

歩いている人が、
ブツブツ独り言を言っているのかと思ったら、
イヤフォンで電話中だったみたいなことが多いのだ。

この間なんか、電車の中で
座席に座ってしゃべっている若い女性がいたもんな。
スマホをかざしていないから、
これは電話じゃありません的なことで
許されるとでも思っているんだろうか
近くに座られたらたまったもんじゃない。
  
ワタシはそんな人たちのことを
〝キョドラー〟と呼びたい。
もちろん〝挙動不審者〟ということである。

まさか……
まさかカッコイイと思っていやしないだろうな……
キョドラーよ……
 
例え、見ていて電話中だとわかったとしても、
挙動不審者感は、拭えないことし知っていただきたい。
  
「うわっ! 変なヤツ!」
「ゲッ! 迷惑なヤツ!」
「あっ! ダメな人だ!」

っていう印象は、ずっとつきまとうのである。
  
思わず無言で顔をしかめ、
そっと後ろ指差して

「キョドラーですね……」
「キョドラーよ……」
「ここらにも出るようになったのかしら……」
「困ったもんだなぁ……」
「カッコイイとでも思っているのかしら……」
「バカなんですよ、きっと」

などと、ぜひつぶやきたいものだ。

もちろん、超うるさいキョドラーは
キング・キョドラー〟である。 
首が3つあるくらい邪魔くさいのである。
  
最近はカナル型のイヤホンが普及したせいか、
昔ほど音漏れシャカシャカ音が気になることがなくなった。
(でもこの間、電車で隣に立っていた人に
 ヒップホップを聴かされて、最低な気分だったが)

好きでもない音楽を聴かせられるのもイヤだが、
他人の会話を聞かせられるのも相当にイヤである。
しゃべり方が偉そうだったり高圧的だったりすると
それだけで腹が立つ。

どうか今後一切、〝キョドラー〟に会いませんように。