やっぱり「シン・ゴジラ」は面白いなあ。
もちろん2014年のアメリカ版ゴジラとか
公開目前のキングコングのtrailerとかと比較すると、
ゴジラの動きが少ないとか、
ダイナミックな格闘場面がないとか、
物足りない部分も確かにあるけれど、
だからこそ、この映画で描けた
ストーリーの斬新さや
異形なものの不気味な魅力があるのだ。
劇場で最初に見た時は、
理由が良くわからない涙が出たものなあ。
しばらく楽しい日が過ごせそうである。
一つ気になったのが、
政府の対応のひどさを揶揄していて
笑えるという感想を目にすること。
それは違うだろ。
ここでは批判も揶揄もしていない。
日本的な意思決定システムを
ニュートラルな視点で
シミュレーションしているだけである。
だから面白いのだ。