2018年12月5日水曜日

来春のデザフェスもパス

今年春のデザフェスのあと
「幻想画廊」としての出展を見直そうと思い
秋のデザフェスはパスしたのだ。
  
デザフェスに参加すること自体は楽しい。
でも2012年から毎年参加を続け、
いろいろ工夫を重ねては来たものの、
どうしても収支をプラスにできないのが、
二の足を踏む大きな理由なのである。
  
お金に余裕があれば、
採算は度外視してイベントを楽しむという
ゆるいスタンスが取れるのである。
実際、今はプラス・マイナス・ゼロより
少しマイナス寄りな感じだから、
参加するたびに大赤字で
続けられなくなった、という訳ではないのだ、
今のところは。
  
でも今の気持ちや意欲の面では、
翻訳にエネルギーを集中して
少しでも自分の〝仕事〟に近づけたいという
強い思いがあるのである。
つまり、
翻訳の優先順位が、デザフェスより
かなり上になっているのだ。
  
正直今の状態はまだ〝趣味〟である。
〝趣味〟と〝仕事〟の違いは、
それで食べてゆけるかどうかである。
  
そして、翻訳という地道な作業では、
一発逆転的に大儲けすることはありえない。
地に足をつけた地道な努力が、
少しずつ実ってゆくのを、
辛抱強く待つしかないのだ。
  
いまだに体調が不安定なワタシ的には、
そして、一度、地に落ちた自尊心を取り戻そうと
あがきもがいているワタシ的には、
今考えられる仕事はこの翻訳しかない。
だからデザフェスに注いでいた
時間とお金とエネルギーは
しばらくは、翻訳の方に注ぐことにしたい。
  
というわけで、
来春のデザフェスの申し込み時期ではあるが、
次回もパスするのである。
  
あの場にいられないのかと思うと、
とっても残念だから、
早くまた、心身ともに余裕を持って
デザフェスに出展できる日が来るのを
楽しみにしていたいと思う。