2019年4月3日水曜日

再び学校の夢

今日は映画鑑賞教室らしい。
地下鉄の駅の一角だろうか、
広く薄暗い駅の構内に生徒たちが集まっていて、
ワタシはその一団を引率して
映画館まで行こうとする。

とにかく映画館まで連れてゆけば、

あとは一息つける。
ワタシは映画を見ないので
フリーになれるのだ。

とその時、

成績一覧票に、自分が担当する科目の欠時数を
まだ書き込んでいないことに気づく。
欠時数が規定数を超えると、
試験でどんなに良い点を取っても
出席が足りないことになって単位が与えられないから、
とても大事な数字である。
  
すると校内放送みたいな感じで、
「成績一覧票が完成していないクラスがあるので、
 成績会議の開始時間を30分遅らせます」
という言葉が流れる。
  
あ、ワタシだ、
ほかにもそういう人がいるかもしれないけど、
とにかくワタシだ……
  
そう思って焦る。
  
そうか、今は学期末か年度末の
成績処理の時期なんだな。
だから普通の授業じゃなくて
映画鑑賞会なんて行事をやっているんだ。
ワタシは久しぶりに来たから
気づかなかったなぁ……
  
そんな夢。
夢から覚めつつある瞬間、
あ、夢か、と気づく前に
あ、もうそんなことをしなくても良かったんだ、
と思って、安堵したのだった。
そして、
とってもうれしかったのだった。