中付(ライニング)が乾くのを待ってる間に、表版と裏版にブレイシングと呼ばれる添え木を貼付ける。表は平らだが、裏はこの棒にアールがついているので接着された裏板時代にアールが入る。丸みを帯びたちょっと楽器っぽい形状になるのだ。
そしていよいよ表板(トップ)を接着。その前にボディとネックをつなげるジョイント部分に穴を開けておかねばならない。接着剤の圧着だけではなく、ダボ(小さい木ネジ)を差し込むとのことで、ジョイント部分の強度を増そうという仕組み。確か「全音」のキットはそこまで作ってあるんじゃなかったかな。
仕方がない。あけるのは6mm幅の穴だ。買って参りました電動ドリル。まっすぐあけられるか心配で、いらない木でテスト。
すると「あれ〜穴が開かないなぁ、どうしたんだ〜、進まないぞ、この木固すぎるのかぁ〜、っていうかこのドリル超弱くね?」とか思っていたら、回転の設定が逆だったというくらい素人なんです、わたし。
しかしあれこれやっているうちに穴は見事にあいた、若干ズレたが。
そしていよいよ表版(トップ)を貼付ける。サイドボードを手作りクランプにはさみ、サウンドホールの位置が中央に来るように気をつけながら、ボンドを塗り塗りして圧着。
重しとして上にのせたのは、昨日帰ってきた英和辞書2冊と旧型パワーブック。これで待つこと5時間なり。
その後裏板(バック)を貼って、はみ出た部分の切り取り、サンドペーパー仕上げをする。それは明日かな。明日はネックとボディのジョイントまでいけたらうれしいぞ。もう頭痛が限界だぁ。