3週間ぶりの精神科定期検診日。ちょっと混んでいたので離れたところに座っていたら名前を呼ばれたことに気づかなかったらしく、ジェロ先生自らわたしのところまで呼びに来てくれた。いい先生だなぁ。
【ジ】で、どうでしたかにぃ〜。
【ジ】で、どうでしたかにぃ〜。
【も】気持ちの方は安定した状態が続いていい感じなんですが、カラダの調子が安定しなくて。特に前回の検診後に頭痛と吐き気で2日ぐらい寝込みまして。その後も寝込むほどではないんですが、低空飛行が続いている感じです。
【ジ】そうですか〜。気持ちが安定しても体調が不安定だとなかなか自信が持てないし、気が滅入っちゃいますよね〜。
【も】そうですね〜。ウクレレ友だちと会って長話をしたり、一泊の温泉旅行に行ってくることもできて、気持ちの面ではずいぶんと落ち着いてきてるし前向きになっている気がするんですけど…。こういう風にストレスが心理面じゃなくて、体調面に大きく出ることもあるんですか?」
【ジ】ありますね。気持ちの面では何の問題もないのに、体調が悪いということで最初内科を受診されて、その後にこちらにまわって来られる方もいますね。でも『うつ病』に比べるとその方がいいんですよ。薬でガッチリ抑え込み易いですし。 そういうことでいきますと「メイラックス」は身体的なストレス症状にも効果がありますから、前回で一旦服薬を止めてますけどまた使ってみるのも悪くないと思いますよ。あと「デパス」も。まぁ次回までに様子を見ながらお考えいただくということで。」
考えてみたら、心理的なストレス面での治療をお願いしていた状態が続いていたのだけれど、今回お互いの気持ちが、ストレスからくる体調不良への治療にシフトした感じがした。気持ちの不安定さや落ち込みを防ぐのではなく、カラダの不調をどうするかが中心になった感じ。
う〜ん、面白いものである。自分としてはそのことを伝えたかったんだということに、後から気づいた。でもそれは前々回あたりから心理的感情的な安定度が高まったという話をしていたからこそ、自然に体調不良の話題が中心になっていったわけだ。
そこで再浮上した抗不安剤「メイラックス」。ブログとはありがたいもので、いつ個人的に「メイラックス」を断薬したかが記録をたどればすぐわかる。ちょうど発疹が出てそのための抗アレルギー薬「タリオン」を飲み始めたため昼間眠気が残ることから、「メイラックス」の断薬に踏み切ったのが6月27日であった。それは6月半ばがかなり体調的にも安定していたからだ。
6/24 「タリオン」服薬開始
6/27 「メイラックス」断薬
7/ 2 朝から頭痛(前夜にビール)
7/ 5 「タリオン」断薬
7/ 6 朝から頭痛(前夜にビール)、禁酒宣言
7/15 大不調襲来
ストレスがカラダの不調として出るのであれば、やはり“カラダの不調にも効く”「メイラックス」を復活させてみようか。今回処方はされなかったけれど、断薬してからの「メイラックス」が一ヶ月分以上ある。
こうして振り返ると、「タリオン」の服薬時期があったので分かりづらくなった感があるが、精神的な安定のための薬だと思っていた「メイラックス」は、実は体調面で効いていたのかもしれないという気がしてきた。
とにかくまたまた人体実験開始だ。どうしていいかわからないではなく、とにかく何かトライする道が開けているのはありがたいことである。