ウクレレ製作奮闘記 09 <塗装>
いよいよやってきました塗装の時
その前に
サンドペーパーで磨いていたら
サウンドホールの一角が引っかかって
5mmほど欠けてしまった…あれ〜
そこで廃材の一部を糊付けして
カッターで削りながらもとのカタチを復元
同じマホガニーの切れ端を探したんだけど
上手い具合のものがなくて
修正部分はカタチはなかなかうまくできたんだけど
見ればすぐわかるほどの色違い
でも塗っちゃえば同じだ〜と強気
ちょっと職人気分
できるだけ重ね塗りをしないで
板が厚くならないようにしたかったので
水性アクリルニスを使う
着色とコーティングを同時にやってくれる
ありがたい代物
でも色が限られているので
夢見ていたブルーは今回はあきらめた
ならばむしろ
変わった色にしようと決めていながら
間違えて買って帰り
塗り始めて気づくというアホさ加減
瓶をみたら「マホガニー」
それじゃ表板(トップ)の素材と一緒じゃん
代わり映えしないじゃん(右上写真)
全然職人じゃないし
ということで再度“変わった色”を買ってきて
十分乾いたマホガニー色の上に重ね塗りをした
その色とは「ダークオーク」
ちょっと見
コケのような緑っぽい感じがするんだけど
下地に「マホガニー」が塗られているので
緑っぽさは無く
かなり暗い感じになった(写真右下)
なんだか古道具屋から見つけてきたみたい
“年代物”っぽくていいかも〜
さて明日はいよいよ弦を張る
ここまで作ってきて
音痴だったら困るなぁ
でもその時も良い音が出るまでつき合うからね
(白い部分は色がつかないように貼ってあるマスキングテープです)