思い切って《望林堂完訳文庫》を
価格改定することにした。
基本定価が200円だったところを
300円に値上げである。
うわ、こりゃ大英断だわ!
とは言うものの、
やっぱり労力に比較して
これまでの単価が低過ぎたように思ったのだ。
例えばKindleの場合であれば、
200円で売ると、入ってくるお金は70円に満たない。
月に100冊売っても7,000円にならないのだ。
スマホの通信料にも届かないのである。
300円にしても手取りは100円には満たないが、
それでも少しは報われる気がする。
でも、もちろんそれでダウンロード数が落ちたら
値上げした意味はなくなるんだけどね……。
趣味でやるならともかくも、
一応、仕事にしようと思っているので、
収益というモーチベーションが
それなりに高くないと、
続かない気がするのだ。
審査を経て、順次新価格で販売開始となる。
今週末から週明けにかけて変更になるだろう。
望林堂で出版を始めてからちょうど3年目。
さぁ、吉と出るか凶と出るかだな。