「続・鬱っぷち!」を仕上げた後、
予想通りに心身ともに落ち込み、
体調は相変わらず低空飛行を続けていて、
カラダがダルくて仕方ない。
昨日も、水曜ウクレレの1時間半は楽しめたのだが、
午前中はベッドに横になっていたし、
終わってからもお茶に参加する元気はなく、
一人フラフラ、トボトボと歩いて帰ってきたのだ。
それでも《望林堂完訳文庫》の19冊と
鬱っぷちシリーズの2冊の計21冊が、
コツコツ地道に頑張っているのを見ると、
ささやかな喜びに浸ることができるのだ。
ああ、ありがたいなぁ。
どの本も、多くの時間と労力を費やして
心身ともにヨレヨレになりながら
やっと完成させたものばかりだから、
一冊一冊が、
まるで自分の子どもか分身みたいに愛おしい。
その分身たちが、
墜落寸前で低空飛行しているワタシに代わって、
動き回ってくれているのだ。
なんと甲斐甲斐しいことか、みたいな感じになる。
それも、昨年8月に、
Kindle Unlimitedという読み放題プランに
大打撃を受けたにも関わらずなのだ。
ひるむこともなく、あきることもなく、
投げやりになることもなく、
その後もずっと頑張り続けているのだ。
そして100冊/月という販売ラインを
維持しようとしてくれているのだ。
みんな偉いなぁ。
まだ「続・鬱っぷち!」から1週間も経っていないから、
ヨレヨレなのは仕方ないんだけれど、
元気になったら、次の援軍を投入すべく、
また翻訳作業を再開させよう。
それまで、もうしばらく、養生させておくれ。
ああ、そうか。
2008年に突然仕事に行けなくなって、
それまで築いてきた砦が粉々に崩れ落ちてしまって以来、
ブログを書き、腕時計を作り、CGを描き、
中古CDを売り、翻訳本を出してながら、
ずっと新しい 砦作りに力を注いできたけれど、
今この本たちが、一番頑丈な砦になったんだなぁ。