2018年7月29日日曜日

熱海花火大会を見てきたのだ!

な〜ことの初旅行が湯河原で、
着いた日の夜が熱海の海上花火大会だった。
二人とも何も知らずにいたのだが、
旅館の仲居さんが教えてくれたのだった。
  
そこで急遽一駅隣の「熱海」まで電車で行き
海岸まで降りて、間近で花火大会を見てきたのだ。
  
以来、ダウンして仕事に行けなくなっても、
夏になると、花火大会を見に、
泊りがけで熱海に行くようになったのだった。
  
最初に行った時のように、
花火を普通に、大勢の観客に混じって、
間近で見られるようになるかが
回復のバロメーターだと思いながら。 
  
  
あの頃は、とにかく毎日が体調不良で、
さらに、気持ちも落ち込み、
人混みも、喧騒も、爆音も苦手だった。
花火大会も、近くで見るのは辛かったけど、
それでも年々少しずつ、
浜辺へと近寄って行ったのだ。
  
今では、最初の時と同じように、
ほかの大勢の観客と一緒に、
浜辺の階段に腰を下ろして、
約30分の花火大会を楽しむことができる。
ダウンしてから今年で10年である。
   
そんな〝歴史〟もあるので、
決して近くはない熱海まで
毎年何時間もかけて二人で出かけるのである。
そして、いろいろな思いを込めて、
  
「良かったね〜」
  
と言い合いながら、帰ってくるのだ。
うん、今年も行けて良かったね〜