2010年10月29日金曜日

メイラックス・コントロール

体調がちょっとヘンだなという時がある
頭痛や吐き気やダルさが出そうだなという予感や
すでになりかけているという感じを受けることがある

絶不調の時のようにモノが食べられないことはないし
一日中冷えピタ貼らずにはいられないわけでもない
でも不調の波が遠くに見える時
あるいはその影響で足下のさざ波が震えている時

そんな時
今はメイラックスを2錠飲むことのしている
薬物依存といわれようとも
それが不調に効果があるかどうか
しっかり確かめたいのである
これもまた人体実験だ

絶不調はメイラックスの断薬時におきた
メイラックスの服薬を再開したらかなり安定が戻った
体調のコントロールにはメイラックスがカギだと
大分前から睨んではいたのである

ただしどこまでコントロールが可能なのか
ちょっとしたダルさや不穏さも含めて
メイラックスで抑えられるのであれば
かなり仕事復帰への道が開けることになる

この体調に合わせたメイラックス“増量”っていうのは
今までにやってこなかったことなのだ
基本的に断薬しようという個人的方針が強かったからね
  
さて今度の日曜日
関東地方を台風が直撃するかという日に
羽田から旅行に飛び立とうとしている
  
安定剤メイラックスと睡眠薬レンドルミンで
今までにない安定した体調で
旅行が楽しめるか

また一つ人体実験の山場かもしれない
  

2010年10月26日火曜日

   
ドラムを習っていることもあって
店頭で見つけて
迷うことなくすぐ買ってしまった一冊

「100の裏ワザ」シリーズは
ウクレレ上達100の裏ワザ 」も持っていて
初心者的にはちょっと取っ付きにくいんだけど
少しずつ楽器に慣れてくると
痒いところに手が届くっていう感じで
とてもお役立ち情報が増えてくる本であった

そこでこの「ドラム上達100の裏ワザ」であるが
これもまた実際にレッスンを続けている中で
体験的に関心・納得することがたくさん書かれている本なのだ
 
著者は“手数王”と呼ばれるテクニシャンにして
ジャズやロックなど多方面に活躍する名プレーヤー
一般的にはCHAGE and ASKAのや谷村新司のレギュラードラマー
プログレ的には超絶フュージョンユニットFragileのメンバーとして
そしてデッド・チャップリンや再編VIENNAのドラマーとして有名か

そして文章も軽妙ながら中味が濃い

「ジャズ・ドラマーはロック・ドラマーのことを『爆音でプレイする野蛮なヤツ』と思っている。逆にロック・ドラマーはジャズ・ドラマーのことを『音の小さいひ弱なヤツ』と思っている。」

なんてズバリな説明に笑ってしまった
しかしそれはメンタル面にとどまらず

「ロック・ドラマーはバス・ドラとスネアで基本ビードを提示し、ジャズ・ドラマーはライド・シンバルのレガートとハイハットで基本ビードを奏でる。」

という演奏スタイルやダイナミクス・レンジの話へ及ぶ
そして最終的にフィジカルとメンタルの
両方を使い分けることが大切と結ぶ
 
これが裏ワザ100のうちの1つである
内容の充実度がわかるというものだ
 
ライヴやりたくなっちゃうなぁ

2010年10月24日日曜日

筆談器具

一昨日お邪魔したデザイン会社の社長さんは
お歳を召していることもあり
耳がご不自由である
  
お話しは普通にされるのだが
聴き取ることはできず
会話は筆談となる

そこでメモ紙を用意されているのだが
メモ紙だとどうしても小さくなるのと
使い捨てになってしまうなぁと思っていたのだ
  
そこでふと思い出して
子どもが小さい時に買った
お絵描きボードを掘り出してみた

マグネット式で絵や字が描け
レバーをスライドされると消せるという
昔からある懐かしいものなのだが
“マイクロカプセル製法”という技術で
かつてのものとは比べ物にならないくらい
細かく美しい線が描けるのである

これなら結構使えるんじゃないだろうか

今手元にあるのはスタンプなどがついた
ちょっと大型のものなのだけど
描画部分を中心としたミニサイズもあるので
それを注文してみた

コミュニケーションの道具として
楽しく使えるといいなぁと思うのである
ただ「アンパンマン」なので
ちょっと抵抗あるかもしれないなぁ…
  文庫本はサイズ比較用に置いてみた
ミニサイズ版ならiPadより小さい
  

2010年10月18日月曜日

口角炎にレーザー治療

先週月曜日に口内出血で飛び込んだ歯医者さんの
第2回目の検診日である
  
飛び込む前の段階で出血は止まっていたが
歯周病などの疾病ではなく
ストレスから歯ぐき全体が弱っていたという
出血の原因がわかって安心したのだった
消毒もしてもらったし

結果的にその後
歯ぐき全体がむくんだようになって苦しんだけど
それも基本は体調悪化のせいだったから仕方ない

今日はその後の様子を診てもらったのだが
あいかわらず歯ぐき全体が弱っているけれど
疾病等の問題はないとのこと
消毒と歯石のチェックに加え
なんと先週できた口角炎の治療もしてもらえたのだ
  
患部にレーザーを当てる治療である
レーザーと言うと恐そうだけど
治療時にはまったく痛みもなく
殺菌や止血や患部の痛みの軽減に効果があり
組織が活性化され治癒が促進されるのだとか

口角炎だけじゃなくて
口内炎とか歯や歯ぐきの治療にも使われるんだそうだ
キュイーンとかガリガリガリとかいった世界が
変わりつつあるということみたいなのだ
高価な治療法というわけでもない
ついでにやってくれた感じだし
今日の受診料400円だったし

ビバ!レーザー治療って感じ
ここ数日気になっていた口角炎なので
予想外だった治療になんだか超ラッキーな気分
明日にも治癒効果が現れるそうだ
  
来週は歯石を取ってもらうのである


  

2010年10月16日土曜日

やっぱり「メイラックス」で復活〜

「メイラックス」を飲んだら
数時間して不調がウソのように消えた
カラダのダルさは残っているけれど
二日酔い症状はほぼなくなった
昼にはあれほど痛みで苦しんでいたのに…
劇的な回復である
  
そこで改めて「メイラックス」の薬効を調べてみた
  
「メイラックスはリラックス系の神経に働きかけて、それを活性化させて気分を楽にしたり、不安感を拭い取ったり、興奮状態や、とげとげした神経を鎮静化するなど、様々な作用を持っています。

メイラックスは筋肉を緩める働きもあるので、緊張型の肩こりなどにも精神科以外でも処方されることもありますし、特に、メイラックスはストレスによる胃痛、生理不順などの「心身症」や不安神経症やパニック障害の発作を食い止める用途として、非常に良い効果があるとされています。よって、精神科だけではなく、精神的なストレスなどがきっかけで発生する胃痛やめまいなどの改善の用途として、心療内科や内科領域などでもよく用いられます。」

やっぱりメイラックスには
カラダの緊張緩和&リラックス作用があるのだ
特にストレスによる「心身症」症状に効くらしい
自律神経失調症や更年期障害にも処方される薬だという

つまりわたしの症状にはピッタリじゃないですか
確かに最近は不調の中に
自律神経の乱れみたいなものも感じていたのだ
  
残念ではあるが
一ヶ月にわたる不調との戦いは
「メイラックス」の禁断症状ではなく
「メイラックス」で抑えていた「心身症」症状が出てきた
その結果であるということのようである
  
断薬はもっと先のことだな
あるいは一生の見続けるのかもしれないなぁ
それでもあの苦しみから解放されるのなら
まぁ良いか〜と思ってしまう

あとは止め方にも問題があったと思う
急に完全断薬しちゃったからなぁ
もしまた断薬に挑戦することがあれば
こればかりはしっかりとジェロ先生と相談して
止める時期や方法を見極めてから
ゆっくり断薬することにしよう
  
今日はゆっくりしっかり眠れそうだ
うれしいなぁ
  
  

「ニヒル」ニュークリアス・トーン

  
ニヒル(Nihil)」は、スイスの7人編成のバンドNucleus Torn(ニュー クリアス・トーン)が2006年の発表したデビュー・フルアルバムはである。その音楽性からプログレッシヴ・ロック、あるいはメタル両分野で取り上げられることがあるが、どちら にしても一筋縄ではいかない音楽的な個性を有している。

ある意味どちらのジャンルに於いても辺境にあるサウンド。だからこそ“プログレッシヴ”だと言える 1枚だ。アバンギャルド(前衛)・ロックと呼ばれたりもするが、決して難解な音楽ではない。

   Maria D'Alessandro:ボーカル
   Patrick Schaad:ボーカル
   Christoph Steiner:ドラムス、パーカッション
   Rebecca Hagmann:チェロ
   Christine Schüpbach-Käser:バイオリン
   Anouk Hiedl:フルート
   Fredy Schnyder:その他すべて
   (エレクトリック、アコースティック、クラシック・ギター、ピアノ、
   チャーチ・オルガン、ベース、リコーダー、 ダルシマー、
   アイリッシュ・ブズーキ、マンドリン、ウード、バグパイプ、
   パーカッション)

まず目を引くのがFredyの担当する楽器の多さであろう。特にアコースティック楽器の多さに驚く。ダルシマーはアメリカのアパラチア地方の民族楽器、ブズーキは元々はギリシャで生まれたマンドリンに似た楽器、ウードは西南アジア・北アフリカで用いられ るマンドリンに似た楽器、saz baglamaはトルコの民族楽器である。実に多彩で広範な楽器に精通し、音楽に取り入れていることがわかる。

ニュークリアス・トーンはこのFredyというマルチ・インストゥルメンタリストを中心としたバンドなのだ。実際に彼は楽器だけでなく、作詞作曲のみならず、レコーディングからジャケットデザインまでこなしているのである。

そしてもう一つ非常に特徴的なのが、バンド内にバイオリン、チェロ、フルート奏者がいるといる点であろう。しかし男女ツインボーカルであり、ドラムス担当もいる。いったいどんな音楽がそこから生まれるのか、バンド編成だけ見ても興味をそそられる。

彼らのサイトを見ると、このアルバムには次のようなコメントがされている。

「Exploring the boundaries of rock music - from silence to raging fury. (ロック・ミュージックの境界の探求 - 静寂から荒れ狂う激情に至るまで)」

とある。彼らのサウンドを一言で見事に現していると言える。

   
最初の流れてくる曲は、ほとんど良質なケルト・ミュージックである。女性ボーカルが淡々と歌い上げる幻想的で物静かな歌だ。爪弾かれる弦の音が美しい。そこにバイオリン、チェロが重なってくる。そしてバグパイプが歌う。この曲はこうしたフォークタッチのまま静かに終わる。それ自体で完成された一曲。リコー ダーの素朴で透き通るような音が染みる。

ところが2曲目はミステリアスな導入部に引き続き、いきなりドラムス、ベー スが入ったロックのリズムで劇的に幕を開ける。それはまるでアネクドテン(Anekdoten)のようである。しかしそこで鳴り響くのはメロトロンではな く生の弦楽器である。この暗さ、神秘さはしかし1曲目のケルティックな世界と見事につながっている。奇をてらったわけでもなく、実に自然に激情を抑えたようなメロディーが男性ボーカルによって歌われる。そして一転、荒々しいギターリフが切り込み、激情は解き放たれる。曲は再び静寂へと戻る。このゾクゾクするような絶妙な展開。

そして3曲目はピアノソロで静寂に戻るかと思うと、続く4曲目はノイジーなギターの背後で弦楽器が分厚く鳴り響くという重苦しい迫力に満ちたロック。しかし間奏部はギターとチェロ、そしてフルートによる妖しくも静かな世界。

こうしてケルティックな神秘と静寂の森から、Anekdoten、さらにはKing Crimsonにつながるような暗黒の激情にまで行き来する、実に特異な音楽。

プログレッシヴ・ロックという様式の中にケルティックな民族音楽を散りばめてみましたというものではない。メタリックな要素もケルティックな要素も、それ自体でしっかりと完結しているものを、見事なセンスで一つの音世界にまとめ上げた、今までにないプログレッシヴ・ロックである。

シンフォニックではない。どちらかというと室内楽、そして民族音楽とロックが融合された世界。そこが同じようにケルティックな要素を持つアイオナ(Iona)などのシンフォニックな音とは決定的に異なる。

いわゆる昨今の、1970年代プログレッシヴ・ロック・ミュージックを一種のフォーマットとして意識したような作品とは異なる、ハマると抜け出せない深みのある、個性が光る1枚。ラストの曲で突き抜ける。傑作。

安定剤「メイラックス」復活か

安定剤「メイラックス」は
今まで何度も断薬を試みて
失敗してきた薬である

どうしても断薬10日目くらいになると
体調が悪くなるのだ
ちょうど今のような
「二日酔いシンドローム」が出てくる
  
この不調は
断薬したことによる禁断症状だと思っていた
だから今回退職を機に
「メイラックス」も断薬し
禁断症状も気合いで乗り切ろうとしていたのだ
  
ところが断薬から約1ヶ月
断薬10日頃の苦しい時期からさらに2週間が経つが
この苦しさが消えないところか
増しているような気さえするのである
  
ということはもしかすると
この不調は「メイラックス」断薬の不調ではなく
「メイラックス」で抑えていた不調ということではないか
やっぱりカラダはまだまだ
「メイラックス」で保たれているということではないか
そんな気がしてきたのだ
  
そうだとすると
いくら頑張ってもこの苦しみは消えないどころか
日に日にヒドくなっていくに違いない
  
そしてそうした理屈を越えて
とにかく何か手を打たずにはいられない辛さなのだこれが
残されたものとして打てる手と言えば
「メイラックス」の服薬再開しかもうないのである
  
もし「メイラックス」を復活させたら不調が安定したとなれば
やっぱり「メイラックス」が効いていたということになる
そうであるならばもう迷わずに飲み続けようと思う
死ぬまで飲み続けてもいいや
  
今回は応えた
未だに二日酔い状態は消えず
吐き気と頭痛に苦しんでいるのだ
特に頭痛は横になっていてももがいちゃうくらいである
  
メイラックス断薬1ヶ月で断念だなぁ
  



2010年10月13日水曜日

チリの救出劇に宗教を思う

“世紀の一大ショー”として
色々な思惑が見え隠れする部分は確かにある
それは計算されたものかもしれないし
結果的にそうなったものかもしれない
長々としたチリ大統領の演説
ドラマチックに盛り上げる実況放送
遠くからも動きが一目てわかる巨大な滑車
カプセルから出てくる作業員をTVカメラ前で待つ家族
SFチックな地下カプセル到着場所のざらついた映像
作業員に用意された招待状の数々
映画化が決まったという話

それでも
それでもそうした“演出”的なものを蹴散らすほどの
圧倒的な事実の重みがそこにはある
作業員全員と救助員全員が出てくるまでは
かたずを飲んで見守らずにはいられない
生と死の間の張りつめた緊張感がある
  
そういう自分がすでに
世紀の“ショー”の観客なのかもしれないにしてもである
  
むしろそうやって“ショー”化できることが
チリの人たちの強みなのかもしれないという気もする
  
もし同様なことが日本で起こったら
もっといろいろな配慮がなされ
至る所がブルーシートで覆われ
深刻で重苦しい雰囲気につつまれるだろう
そしてそれは結果的に
救出を待つ作業員の気持ちにも大きく影響するだろう 

この大らかさが大きな救いになっているんだろうな
  
そして思ったのだ
こういう極限状況におかれた時
「神よ」と言える人は強いんじゃないかと
そして
「神を信じて」団結できる人たち
そして奇跡を待てる人たちは強いんじゃないかと
   
神に祈りを捧げ
神に希望を託し
神に感謝する人たちを見ていて
宗教の存在意義みたいなものを
ちょっと感じてしまったのだった
  
  

2010年10月12日火曜日

歯ぐきはストレスに弱く首の不調にはアゴが効く

出血大サービスを繰り返すのがイヤで
歯医者に電話したら
今日すぐ診てもらえることになったので行ってきた
  
前歯が一本抜けて20年間くらいずっと
両隣が銀歯という情けない状態だったのを
セラミックできれいな歯にしてもらった
信頼のおける近所の歯医者さんである
  
ど偉いことになっていたら困るなぁと思いながらも
とにかくお任せするしかないかと思っていたら
歯を端からチェック&消毒しながら

「特に問題はありませんね〜。」

とのこと

「歯ぐきってストレスにとても敏感に反応するんですよ。だから何か大きなストレスとかがあると、突然出血したりするんです。血が止まらないと困るし焦りますよね。でもストレスが治まるとスッと出血がウソのように止まっちゃったりするんですよ。」
  
なぁんだ
それなら理由になるには十分すぎるほどの
大きなストレスの心当たりがあるわけだし
  
安心した勢いで
そのままカイロプラクティックへも行った

退職しましたという報告をした後
  
「気持ちは前向きなんですけど、体調が不安定でまだ次の仕事をどうするというところまでいかないんですよ。酷い時はこちらに来ることもできないので…。」

「そうだよね〜。首がこんな感じだとそうですよ。ほら(首の後ろの)ここ痛いでしょ?押してないんですよ、ちょっと軽く触っているだけですよ。緊張してグッと締め付けたままになっちゃってるんだね。」
  
「動けない時も自力で少しでも楽になれればと思うんですが、温めた方がいいのか冷やした方がいいのか、どうなんでしょう?」
  
「う〜ん、ここまで酷いとどっちもあんまり関係ないねぇ。
   あのね、アゴのしたの筋肉の部分ね、ここを上へ押してみて下さい。ここは横に首の後ろの方まで繋がっている筋肉だから、ここをほぐすことで首の後ろもほぐれますから。揉み過ぎを注意する必要もないから、気がついたらグイグイと押すようにするといいよ。普通は痛くない場所なんだけど、今はそこも押すと痛いでしょ。わたしも昔は自分で辛くなった時に良く押したものですよ。」
  
いいことを聞いた〜
っていうか
もっと早く教えて欲しかった〜
  
まぁ話をシステマティックにまとめている人ではなく
会話の流れの中で
思い出したようにアドバイスが出てくるタイプだからなぁ
今日その話に流れ着けたことに感謝しよう
  
“首の後ろのコリが酷いならアゴの下の筋肉を揉め”
これ習慣にしようっと
  

救世主レンドルミン

口内出血大サービスが終わらず
風呂から上がってもまだ苦しんでいた
このままではまた
口の中で気になって眠れないんじゃないかという
不安がよぎる

だいたいこの血が止まらないというのは
精神的にもクルものがある
たとえ少しずつでもカラダから血が
常に失われていくという恐怖
それはリアルな死の恐怖
外傷だったらもっと大騒ぎだろうなぁ

「出血が、と、とまらないんですぅ〜ぅぅ」

みたいな

そんな気持ち的な部分もあるし
もちろん口の中が気持ち悪いと感覚的な部分もあるし
昼寝ができなかったように夜寝もできなかったら
どうしようかと心配だったのだ
  
そこでふと思い出したのが
短期型催眠剤レンドルミンである
今はまったく使っていないが
袋に数錠残っているのだ

薬で不調を抑え込もう作戦だったころに
処方してもらっていた薬で
それでも入眠に問題はあまりなかったから
よっぽどの時以外はあまり飲まなかった
  
でも人によっては弱過ぎて全然効かないらしいけど
わたしには相性があったのか
けっこう効果を実感できる信頼度の高い薬だったのだ

血のヨダレを垂らしても大丈夫なように
枕にはそれようのカバーをして
もう一度ブクブクと口の中をきれいにしてから
とにかく眠れますようにとレンドミンを飲んだ
  
そうしたらですね
見事に眠れたのである
夜中に一度トイレで目が覚めた
もうろうとしながらトイレに行きながら
おっ血が止まっていると思った
  
そのまま患部には触れないようにして
なるべく刺激をしないようにベッドに戻り寝た
その後も朝の目覚ましの音がなるまで熟睡できたのだ

そして出血は朝も止まったままだった
やった大サービス終了だ
口の中のネバネバ感もなく
朝食を食べても出血はしなかった
 
体調が安定してか出血大サービスの結果か
のぼせ状態がちょっと治まったのかもしれないし
アセス錠が効いてきたのかもしれない

どちらにしても取りあえず山は乗り切ったか
まずはありがとうレンドルミン
今日は歯医者の予約を取りにいこうかな
  
  

2010年10月11日月曜日

口内出血〜!

どうも口の中が粘つくような気がしていた
それから変な味もしていた 
もう歯茎からの出血が始まっていたんだと思う
昨晩の夜のことだ
  
でもまだ気づかずに
にゃ〜ことぎゅうしていたら
なんとにゃ〜この首筋に赤い血がベットリと…
わたしは吸血鬼か
みたいな
  
そこでハタと気づいた
口の中が血だらけになっている…
洗面所に行って口をすすいだら
吐血したみたいに洗面台一面に血が…
うぎゃ
  
たぶん歯肉炎であろうと思う
がしかし自分的には
ずっとのぼせた状態が続いていて
首から頭にかけてたまっていた血が
鼻血としてではなく
歯茎から出血したような感じだった

そして困ったことにこれが止まらないのだ
口の中の血は唾液と混ざってちょっと固まる
これが口の中で粘つく

もう気持ち悪くて眠れなかった
夜中に起き上がって3回くらい口をすすいだけど
結局朝まで血は止まらなかったと思う

今日も昼の今頃になって
やっと落ち着いてきた
昨夜は横になりながら
白血病まで心配しちゃったからなぁ
今日は養生しよう
  

2010年10月8日金曜日

「海洋地形学の物語」の面白さ

体調が優れず
ええぃっとばかりに大汗をかこうとした一昨日の夜
布団にくるまってうんうんうなりながら
時が過ぎていくのを耐えるのは辛かろうと思い
音楽を聴くことにしたのだ
  
選んだのはYesの「海洋地形学の物語」
全4曲でトータル80分を越える大作である
これを聴き終わるまで汗かきを頑張るぞ〜と
“発熱&発汗大作戦”終了のメドにもしたのだ
  
もうろうとする中で久しぶりに
全曲通して聴いたのだが
やっぱり飛び抜けて独特の世界である
  
以前「危機」は“空間”を
「海洋地形学の物語」は“時間”を感じさせる音だと
書いたことがあったのだが
改めて聴くと
「海洋地形学の物語」は意識の流れに準じて
音楽を作っているような感じがする
  
リズムチェンジやメロディーのリフレインなどが
いわゆるクラシック的な
整理整頓された構造を持っていない代わりに
生理的な変化を捉えたように流れて行くのだ
  
だからその流れに乗れないとひどく退屈になるし
乗れると深い世界にハマっていくことになる
  
いろいろ発見もあった
  
テクニックはあるけど基本的に地味なアラン・ホワイトが
無理矢理テクニカルなドラミングを叩かされているような
ちょっと背伸びしている感じが面白いとか
  
リック・ウェイクマンのメロトロンの音が素晴らしく
それが実はいたるところで活躍していたり
一部でメロトロンの早弾きもしてるんだなとか
  
スティーヴ・ハウの
オブリガードだかソロだかバッキングだかわからないギターが
それでも耳を奪われてしまうなぁとか
  
ギター、キーボード、ボーカルが入り乱れて複雑に聴こえるけど
音としては分厚いわけではなく
密度が濃い感じなんだなぁとか
やっぱり唯一無二の世界である
  
そして何よりも
音楽がいつも自分を力づけてくれるんだなぁと
思ったのだった 
特にYesの音にはパワーをもらえる
  
おかげで息絶え絶えになるほど汗かけたし…
少しずつカラダも復活している感じだ

 「海洋地形学の物語」のラインアップでのライヴ

  

2010年10月6日水曜日

頭痛がピキーン


首のコリが酷いなぁと思って寝たのだ
今までにない酷さである
その痛さもあって
夜中の2時くらいまで寝つけなかった

  
でも横になりながら
首をのばしたり色々な角度で力を入れたりしていたら
とても気持ちが良くなるポイントを発見した
そのポイントで首に力を入れると
コリが解消され血行が良くなるように感じた
  
その辺りからもう眠っていたのかもしれない
何度も目が覚めたものの眠りは心地よかった

そうしてきっと朝は大復活だなぁなんて思っていたら
大不調となっていた…
左後頭部の痛みでダウンである

首のコリから来た頭痛だということがわかる
首のコリを揉んでも頭痛がするからだ
突き刺すようなピキーンという痛みが走る
動いていると頻繁にピキーンが襲ってきて
思わず目を細め首をすくめてしまう
  
逆に他の不調はなくなっている
吐き気もカラダのダルさもない
むしろ復活に近いくらい楽だ
  
すべての不調が首に集まった
みたいな感じである

もしかして戦いも終盤なのか
それともこれからが本番なのか
  
取りあえず今日は何もできない
横になり睡眠を取りながら
ピキーンに耐えながら
ピキーンが消えるように戦い続けるのみだ
  
  

2010年10月5日火曜日

取り残された女の子

ちょっと出かける用事があり電車に乗った
とある駅で乗り換えた時のことだ

乗り込んだ車両には
お母さんと小5くらいの女の子と赤ちゃんが
優先席に座っていた
そして向かい側のドアの外に向って
女の子の名前を呼んでいた

発車の放送が流れている
小3くらいの女の子がドアに向って
小走りに近づいてきた
でもその子も恐らくドアが閉まって
はさまったらどうしようと躊躇したんだろう
ドア直前で一瞬歩みが遅くなった
そうしたらなんとドアが閉まってしまったのである
  
女の子はどうやら
ホームで母親たちを見失っていたらしい
母親たちは電車に乗り込んでからそれに気づいたようだ
閉まったドアの向こうで
女の子の叫ぶような泣き声が聞こえる

乗ったところは最後尾だった
急行待ちでホームにいた人が
女の子を指差して車掌を見た
ドアは再び開き女の子が泣きながら飛び込んできた
  
わたしはよかったねぇと思う前に
一人取り残された女の子の気持ちに共振していた
母親たちを見つけたのに目の前でドアが閉まり
知らない場所の知らない人の中に一人残された
女の子の恐怖と絶望におののいてしまったのだ
  
わずか数秒であったことは関係ない
それは数秒経ってからわかったことであって
ドアが閉まった瞬間には恐怖と絶望しかなかったろう

だから車内でお母さんに抱きしめられても
女の子はずっとずっと泣き続けていた

今自分がちょっと弱っているせいなのか
はたまた長年の仕事で身についた習性なのか
こうした強い悲しみの感情に
自分がひどく共振しやすくなっている気がする
  
おかあさん
その子を責めたり叱ったりしちゃダメだよ
今すさまじいショックに一人で耐えたんだから
しっかりと抱きしめててあげなきゃいけないよ
  
  

眠れたら夢を見たのだ

昨夜はまだ不調が残る中
冷えピタ貼って
風邪薬飲んで
ついでに痛み止め(頭痛薬)も飲んで寝たのだ
  
ふと今度の首&肩の痛みは
二日酔いシンドロームのものとは違って
痛み止めが効くかもしれないとか思ったのだ
  
何が功を奏したのかはわからない
昨日の不調が一昨日無理し過ぎたためで
そこから自然に回復したのかもしれないし
薬のどれかが効いたのかもしれない
でもとにかく昨夜は眠れたのである
10時過ぎにベッドに入ったが
12時頃まで寝つけなかった
また眠れないかなとちょっと心配していたら
寝ちゃったのである 
  
そうしたら夢を見た
そこは文化祭中の学校の一室のような場所だった
  
春に亡くなった元同僚の先生が出てきた
一緒に仕事をしていた時のように
生徒のことをあれこれと話してくれた
一緒に仕事をしていた時のように
わたしは彼女の話に耳を傾けていた

その後いろいろ懐かしい人たちが
忙しそうにわたしの前を通り過ぎていったような気がする
  
「そうだ、わたしも店を出していたんだっけ」
  
そう思って自分の出店場所に行くと
今は老人介護施設にいる父が
店の片付けを終えていた
 
脳梗塞による半身マヒも失明もなく
車椅子にも座っていない
元気な頃の父である

そして

「帰りにラーメンでも食べていくか」

と言う
そりゃいいねと思う
  
そんな夢
  
このタイミングでこの夢
目覚めて何とも言えず不思議な感じがした

朝食のとき口角炎になっていることに気づいた
カラダがんばって戦ってくれてるんだね
ビタミンBを補給してあげなきゃ

2010年10月4日月曜日

昼寝したら絶不調

寝不足なのだから
善かれと思って昼寝したら
絶不調になってしまった…
なんだよ〜もぅ〜

思ったほど眠れなかった上に
めまいと首&肩の重さと疲労感倍増である
首なんか油が切れた機械みたいに
ギシギシミシミシ言うし

立っていてもふらふらする
だからって熱があるわけじゃないのが
本当にイヤらしいところだ
自律神経失調気味って感じも大分漂っているな
  
   
でも同じように首&肩に不快感があっても
これまでとははっきり違う
吐き気につながるような感じはないのだ
カラダ戦ってるなぁ
がんばれ
がんばって自己制御機能を取り戻すのだ
  
ということでドラムレッスンはお休みにした
一ヶ月以上空いてしまうが仕方ない
激動の時期だからねぇ
  
「十三人の刺客」が見たいのだが
今は人が殺されるところとかは
ココロとカラダに過剰なインパクトを与えそうだから
行けないのである
  
ってそれなら「十三人の刺客」は
一番良くない映画だろって感じだし
殺して殺して話が展開し
さらにラスト50分が
集団の殺し合いという映画だからなぁ…

でも見たいって思うのも不思議なんですが
  
  

2010年10月3日日曜日

退職関係書類に挑む

体調不完全ながら
昼寝をしてちょっと回復したので
気合いで
送られてきた退職関係の書類の山に挑んだ
  
とにかく一日も早く
こうした職場関係の仕事から解放されたいのと
今の保険証が効かなくなったので
そちらの手続もしないといけないのだけど
ちょっと事務室に確認したことなどもあったからだ

書類は大きく分けて3種類
「退職手当」と「共済組合」と「年金」に関するものだ
何回となく住所と氏名を書き捺印する
こういう現実的な手続きをしていると
辞めることも事務手続上の問題なんだなぁと
淡々とした気持ちにさせられる
もう退職しちゃった後なんだしね
  
その書類の山も何とか処理し終えた
あとはちょっと確認したいことを書き添えて
返送するだけだ

ふ〜
不備が無いことを祈ろう
それからこのあと不調にならないことも…
  
投函完了〜!

退職後の初夢

ガラス張りのように光を大きく取り入れた
明るいマンションのような場所
仕事を辞めたわたしは
平日の昼間だけど家にいるのだ

どうやらわたしは一人で暮らしているらしい
ちょっとのんびりと籠っていたい気分のところに
インターフォンが鳴る

相手がわからないまま
マンション入り口まで降りてみる
すると何と
退職校の前の学校で担任した生徒がいる
それも子分を大勢引き連れているのだ

開校1年目に担任し
やんちゃ丸出しで授業に出ないで問題を起こし
2年目に引導を渡さざるを得なかった生徒である
当時から親分肌なキケンな感じがしていたが
はるばる群馬の実家まで家庭訪問もした
それでもいざ辞めると決まった時には泣いていた

その生徒である
ちょっと迷ったが出てみた
そうしたら
わたしが仕事を辞めたのを知ってか知らずか
子分を引き連れて挨拶に来てくれたのだった
  
「今どうしてるの?」
   
「ええっとバス会社で働いてます。」

バス会社だそうである
一応真っ当な仕事についているのかな
この子分たちを見るとそうは思えないけど…
あまり深く追求するのは止めておこう
  
子分は山ほどいた
文字通り子分の山に囲まれているみたいだった
わたしはその中を彼と話しながら散歩した

そんな夢

まだ体調が安定しない
不調じゃないけど好調でもでもないなぁ
とにかくまだカラダが“慣れてない”感じなのだ
だから夜も寝つきが悪かったり眠りが浅かったりする

そうしたら久しぶりに夢を見た
なんであの生徒が出てきたんだろう
お疲れさまを言いにきてくれたんだろうか
不思議である
  
  

2010年10月2日土曜日

職場からのメールでちょっと感傷的になる……

9月30日付けで管理職からメールが来ていた
そこには次のようなことが書かれていた

「先生方には、先生のお気持ちをお伝えさせていただきました。なお、個別にお問い合わせいただいた方には、先生の言葉のとおりにご事情をお話させていただければと思います。 」
  
お心遣いがとてもありがたい
管理職側としても正直なところ
懸案事項の一つだったかと思うが
終始ご丁寧な対応をしていただいた
心から感謝したい

現場でさらっと報告がされたことだろう
やっぱりダメだったかとか
何を今更とか
多少は反応があったかもしれない
  
これで開校2年目の学年主任は
一人がお亡くなりになり
一人が病いに倒れ職場を去ったことになるなぁ
というようなことを感じた人もいたかもしれないなぁ

知り合いからの入手情報で
現在の元勤務校は大規模校となっており
教員だけでも130人近いようだ
その中でわたしが知っている名前は
およそ1/4程度であった
  
だから当時の50人のうち
20人くらいがすでにいなくなっている
特別支援校ということもあるだろうけど
入れ替わりが早いなぁと思う

まだ残っている元同僚の顔が浮かぶ
2年前当時の追いつめられた気持ちとともに
それでも一緒に頑張っていた連帯感も甦る
皆さんありがとうございました
  
ちょっと感傷的な気持ち
でも体調もさらに安定すれば
前を向いて少しずつ戦闘態勢に入りたい
  
そんな
一区切りつけたという思いも
強く感じられるのがうれしい
  

2010年10月1日金曜日

メイラックス断薬成功!

9月末の不調は
退職という大きなストレスと
役所での相談という対人ストレスとともに
そのストレスによる免疫力低下からきた風邪が
重なったものだと思っていた
しかしメイラックスの断薬時期を確認したところ
ちょうど断薬後10日前後にあたっていた
  
つまり依存の禁断症状が出る時期も
なんとここに 重なっていたのだ

たぶんその複合的結果として
久々の“二日酔いシンドローム”が出たのである
  
そんなわけで昨日9月30日もまだまだ苦しかった
免疫力低下に対応するために風邪薬は飲み続けていた
でも首・肩のコリと重苦しさ
そして弱い頭痛を伴う吐き気は残っていた
  
それが消えたのである
それはにゃ〜こが
うつぶせになったわたしの肩から背中を
ずっと両手でさすっていてくれたからなのだ
ツボや筋肉のマッサージではなく
なでているだけである
  
それでもそれが気持ちいいのだ
素肌が触れ合うとカラダの緊張がほぐれるのがわかる
それをずっとやってくれたのである
  
そしてまた
首に巻くタイプのレンジ過熱式湯たんぽで
首と肩を温めてくれた
  
そうしたら首・肩が楽になり
不調が次第に和らいでいったのだ
  
そして10月1日の今日
カラダの不調はほぼ回復したのである
すごい!
すばらしい!

まだ予断を許さない時期ではあるが
思い切って言い切ってしまおう
何度も挑戦しては失敗してきた
メイラックスの断薬に
退職のタイミングに合わせて成功したぞ

薬を飲まない生活が始められる