ガラス張りのように光を大きく取り入れた
明るいマンションのような場所
仕事を辞めたわたしは
平日の昼間だけど家にいるのだ
どうやらわたしは一人で暮らしているらしい
ちょっとのんびりと籠っていたい気分のところに
インターフォンが鳴る
相手がわからないまま
マンション入り口まで降りてみる
すると何と
退職校の前の学校で担任した生徒がいる
それも子分を大勢引き連れているのだ
開校1年目に担任し
やんちゃ丸出しで授業に出ないで問題を起こし
2年目に引導を渡さざるを得なかった生徒である
当時から親分肌なキケンな感じがしていたが
はるばる群馬の実家まで家庭訪問もした
それでもいざ辞めると決まった時には泣いていた
その生徒である
ちょっと迷ったが出てみた
そうしたら
わたしが仕事を辞めたのを知ってか知らずか
子分を引き連れて挨拶に来てくれたのだった
「今どうしてるの?」
「ええっとバス会社で働いてます。」
バス会社だそうである
一応真っ当な仕事についているのかな
この子分たちを見るとそうは思えないけど…
あまり深く追求するのは止めておこう
あまり深く追求するのは止めておこう
子分は山ほどいた
文字通り子分の山に囲まれているみたいだった
文字通り子分の山に囲まれているみたいだった
わたしはその中を彼と話しながら散歩した
そんな夢
まだ体調が安定しない
不調じゃないけど好調でもでもないなぁ
とにかくまだカラダが“慣れてない”感じなのだ
だから夜も寝つきが悪かったり眠りが浅かったりする
そうしたら久しぶりに夢を見た
なんであの生徒が出てきたんだろう
お疲れさまを言いにきてくれたんだろうか
不思議である