いつも散策するセンター北で降りたら、
遠くの山の上に満開の桜が見えた。
それもかなりの規模である。
そこで大まかに方向を定め、
歩いていってみることにした。
小高い山の上なので、
かなり近づいても見失わない。
相当大きな木である。
そこは「八幡山公園」という場所であった。
山というよりは丘、
丘というよりは円墳に近いような、
どこかしら人工的な感じがする場所だ。
実際、公園敷地内で
縄文時代から弥生時代にかけての
遺跡も発見されているらしい。
そしてちょっとした山道を上り、
頂上の広場に到着して仰ぎ見た
桜の木々の大きいこと。
桜の周囲の木が取り払われ、
広い空間が広がっているので、
なおさら桜の巨大さが目に飛び込んでくる。
何も知らずにフラフラ訪れたセンター北だったが、
思わぬ拾い物をした気分。
高台なので夜景も美しいらしいけど、
きっと新緑の頃も、きれいだろうな。
何だか良い場所だなぁ。