場所は岡半という鉄板焼きのお店。
カウンター席に座れば、
目の前でステーキなどを調理してくれる。
リブロース薄焼きと小角ステーキを頼み、
「シェア」にしますか?と聞かれたので
ハイと答えたら、
それぞれの肉を半分ずつにして、
二つの皿に盛り付けてくれた。
お肉は柔らかく、ご飯がすすむ。
ご飯はおかわり自由だし、
煮込み温野菜&ミートボールもつくので、
量的にも満足であった。
そのあと、同じ銀座だということで、
4月20日に開業したばかりの
話題のGINZA SIX(ギンザ・シックス)に立ち寄った。
椎名林檎×トータス松本のCM曲が流れ続け、
草間彌生のアート(カボチャのバルーン)が宙に浮かぶ。
〝プレミアム・フライデー〟とは言え、
ウイークデイの真っ昼間であるにもかかわらず、
押すな押すなの人だかりである。
地下鉄銀座駅方面から次々と押し寄せてくる
お客さんの群れに向かって
店員さんが、駅から遠い方の出入り口を指して
「あちらの入口の方がすいています!」
と叫んでいたのが印象的であった。
真っ先に目指したのは、屋上ガーデン。
間にオフィスフロアーがあるので、
行き来はエレベーターのみなこともあって、
こちらも待つ人の長い列ができていたが、
屋上につくとガラス張りのフェンスに囲まれた、
とても解放感のある空間が広がっていた。
そこから周囲を眺めて驚いた。
初めてあの華やかな銀座周辺を
上から見下ろすという、この新鮮さ。
舞台裏を覗くようなドキドキ感もあるし、
異界と俗界の地続き具合いを目のあたりにするような
不思議な感覚もあるし。
東京タワー
和光の時計塔
夏のような雲とスカイツリー
銀座伊藤ビル(賃貸事務所)の屋上には奇妙なドームが……
整然と立ち並ぶ大量の室外機が、
なぜか広大な墓地のように見えたのが不思議だった。
別に、〝虚飾に満ちた街〟とか
〝華麗さの裏に潜む空虚さ〟とか言うような
つまらないことを考えたり感じたりしたわけではない。
単純に
「ああ、どこか霊園っぽいなぁ」
って思ったのだ。
そのあと、6Fから下に向かってフロアを散策したが、
様子や雰囲気を見るだけで、混雑さにギブアップ。
結局、松屋まで歩いてから
ヘロヘロになった体を休めるために
カフェ「キャンティ」で休憩。
ケーキセットを美味しくいただいた。
楽しい銀座ランチ&散歩でした。