表紙画像に使用するかどうかはともかく、
その特徴的な世界を描けるかどうかが
この仕事を受ける上での
けっこう大事な、自分なりのハードルだったので
まずはその世界を作ってみた。
球を4つ作り、板状の立方体にめり込ませ、
それを並べて、長い縦列を作り、
その縦列を3度ずつ角度を曲げて横に並べ曲面にし、
全体として円柱状の空間を作ってみた。
底部には水がたまっている。
いかにもSF的な世界だが、
これがこの場所のイメージの〝基本〟である。
少しはそれらしい雰囲気が漂っていると思う。
そう思えたので、仕事を受けたのだった。
ただ、一見単純な作りだが、
ポリゴン数がやたら多くてデータが重くなる。
これも、完成イメージの半分くらいしか描かずに、
カメラアングルを調整しているだけなのだ。
いろいろ大変そうであるが、挑戦しがいもあるな。