睡眠薬と安定剤と催眠剤を飲んだんだけど、
まだ効いてこないので、
こんな夜中だけどちょっとおつきあい下さい。
まぁ起きてる人もあんまりいないと思うけど。
昔つき合っていた女性がね、とってもおしゃべりな、
一緒にいる時はほとんどニコニコと
相槌を打っていればいいような、
相槌しか打たせてもらえないような人だった。
わたしは、自分から面白い話とか
わたしは、自分から面白い話とか
シャレた話とかするのは苦手だったし、
彼女は彼女で、そうやってしゃべりまくれることも
一緒にいる楽しみの一つみたいだった。
彼女はいつも仕事のことを話していた。
彼女はいつも仕事のことを話していた。
でも不快にはならなかった。
いろいろ上手くいかないことの怒りや焦りや不満を、
わたしにぶつけようとしているわけじゃなかったから。
ただ自分の中にしまっておけないから
吐き出してるみたいな感じ。
それも身振り手振りを交えて話すから、
それも身振り手振りを交えて話すから、
第三者として聴いてると面白くて笑ってしまう。
そうすると
「あ〜、そうやって笑い飛ばしてくれるとスウっとする」
と言って喜んでくれた。
ヘタにアドバイスとかすると逆に怒られてしまう。
信念のある人だったから、
よく頑張ってるって自分の決断と行動を
ただただ認めて欲しかったんだ。
そんな彼女がある時、こんな話をしてくれた。
そんな彼女がある時、こんな話をしてくれた。
「このないだお友達とお茶したんだ。でもその人、実は今『うつ病』で、面白おかしく仕事で失敗したこととか話しても、そのことじゃなくて、話してるわたしを見て『前向きでいられてうらやましいな』って言うんだよ。どうしていいかわからなくなっちゃった。」
福祉の世界で働いている人だった。
福祉の世界で働いている人だった。
でも精神障害ではなく、知的障害、肢体不自由な方の専門家だった。
その分野では利用者とのコミュニケーションが抜群にうまい人で、
他の職員からは食べないものも、
彼女の声かけとスプーンコントロールだと食べられてしまう。
「『神の手』とか言われちゃった」
なんて言っていたけど、
実際そうなんだろうと思った。
今のわたしが、その彼女と今もつきあっていたら、
今のわたしが、その彼女と今もつきあっていたら、
いったいどうだったろうと思うんだ。
彼女はとにかく前向きな人だった。
そして現場を愛しながら上昇志向のある人だった。
わたしが主任や主幹になったと言ったら、
さぞかし喜んだろうと思う。
さすがにこんなわたしに向って
さすがにこんなわたしに向って
「気合いだ、がんばれ」
とは言わなかったろうけど、
どうしていいかわからなかったかもしれないし、
一緒にいることに疲れてしまったかもしれない。
だからね、今そばにいてくれるのが、
だからね、今そばにいてくれるのが、
な〜こだっていうのがうれしい。
と、まあそれが言いたかったわけでね。
しかしこうして毎日、何かしら書き綴っているのは、
しかしこうして毎日、何かしら書き綴っているのは、
自分が何かしていないと
生きている実感が持てないからかもしれない。
この半年間、
こうやって今しか書けない自分の歴史を
書き残しているんだって思うことで、
何もできない自分、
職場や社会からはみだしてしまった自分のプライドを、
かろうじて保ってきたんだと思う。
それも読んでくれている人がいるから励みになったんだ。だから半分はな〜こに感謝、
残りの半分は読んでくれいているみなさんに感謝だ。
おかげでなんとかここまでやってこれたし、
いろいろなことを振り返ったり考えたりする
大切な機会をもらえている。
ありがとう。勝手なことばかり書いているのに、
本当にありがとう。
ビールが効いてきた。少し眠くなってきたかな。
話を聞いてくれてありがとう。
そろそろ寝てみようか。