2011年1月27日木曜日

最近のキライなCMスキなCM

同じTOTOのCMなのだが
小林聡美が子ども二人と踊る
  
「こんなキッチン欲しかった、にゃ〜」 
  
っていうシステムキッチンのCMと
 三石研がやはり子ども二人と踊る
  
「お〜しり〜が、ほっほっほっ」
  
っていうバスルームのCM

振り付けの雰囲気が良く似ているだけでなく
どちらも演出のアザトサが伝わり過ぎてキライなのである
小林聡美も三石研もキライな俳優さんではないんだが…

「にゃ〜」がちょっとインパクトあるでしょとか
「ほっほっほっ」がかわいいでしょとか
  
振り付けのくねくねした手の動きとかもクドいし
3人の振り付けをここまで良く合わせたでしょ的な感じもなぁ…

この振り付けと同じ雰囲気を他のCMでも感じる時がある
もしかして「今引っ張りだこな振り付け師」がいるんだろうか

逆にあまりにバカバカし過ぎてスキなのが
「ダイワハウチュ」も味があったけど
ダイワハウスと全く関係ないダイワマンのシリーズ

役所広司のすっとぼけた演技や
ワケの分からない役どころも珍妙である
主要人物3人そろい踏みからミュージカルになる最新版は
バカバカしさの頂点を極めた感すらするな
それから上野樹里の声が
途中から大滝秀治になっちゃうD-Roomもいい
おもわず上野樹里に代わって
大滝秀治の声に口パクしたくなっちゃう

そして最近の注目は
「何か似てるなぁと思って。孤独とゴトク。」

という
すでにバカバカしさ一杯のモノローグで始まる
この連続不条理ラブストーリー

第2段や第3段で突然出てくる東幹久が
野球のボールを持っているのも可笑しいし
第4段でそれを妻夫木聡にサウナで手渡すのも
あまりにバカバカしくてうれしくなる

もちろんダイワハウスだって東京ガスだって
アザトサに溢れているんだけど
その見せ方がうまいんだな
役者の力や存在感の活かし方の違いとも言える

単純に面白がりながら
見せることの難しさもちょっと考えてしまったのでした