2014年2月26日水曜日

「素晴らしきオズの国」販売開始!

ついについに
ここ2ヶ月ほど集中して作業してきた
「The Marvelous Land of Oz」の
オリジナル邦訳版「すばらしきオズの国」が
Kindleストアで販売開始となった
めでたい〜!

オリジナルが英文なので

読みやすさ重視の「縦書版」に加え
雰囲気重視の「横書版」も同時発売である



しかしこの「横書版」仕様が
思いの外難しかったのだった

「縦書版」を横組みにするだけでしょ?って

簡単に思っていたのだが
やっぱり横書きなら
数字は漢数字ではなくアラビア数字にしたい
ところがそこで難題にブチ当たったのだ

「ひとつ」はどう表記する?

一つ/1つ(数字は全角)/1つ(数字は半角)
という三つの選択肢があって
「一つ」を選ぶのが自然だと思うのだが
web上では「1つ」が結構使われている
これは「…つ」という数え方の場合は
漢数字で表記することにした

では「ひとり」はどうか?

一人/1人(数字は全角)/1人(数字は半角)
「ひとり」「ふたり」までは「一人」「二人」とし
「さんにん」からは「数+人」と捉えて
数字は半角で「3人」と表記することにした

そうすると


「4匹のブタへのエサやりも、モンビが特に自慢にしていた四つ角の牛の乳搾りもしました。」


という具合に

アラビア数字&漢数字の混合文になってしまうのだ
読んでいてちょっと妙な感じがしないでもない

横書きはこういうところが難しいんだな…と

あらためて感じたのだが
特に今は横書きの文化というものが氾濫していながら
明確な表記凡例が無いことの証なのかもしれないなぁ

でも両方出せたことはとても良かった気がする
「横書版」も決して読みにくいわけではないし

価格は何と99円!でございますから

ぜひぜひダウンロードしてお楽しみ下さいませ
無料アプリがありますので
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